先日のブログ(12/6)に
恩師の事に触れた一文を書かせて頂きましたが
先生のブログもホームページも閉鎖されていました
結婚をされていたのか
お子さんはいらしたのか
出会った当時 先生は30代の若さであったにもかかわらず
高校生だった私には4~50代にしか見えませんでした
文学の師としての思いしかなく
先生の背景には全く興味を持つことはありませんでした
今までずっとです
亡くなられて はたとその自分の思いに気が付きました
先生の私に対する思い以上に
私は冷静で自分の事はわかっていました
半世紀も経っているのに
あの時の先生との一挙手一投足が鮮明に蘇ります
表情 会話 着ていた服装に至るまで…
「踏まれても根強く生きよ道芝のやがて花咲く春は来るべし」
この言葉は 別の師から
私が18歳の時にかけて頂いたものですが
私の人生は雑草でしかありませんでした
花咲く春は来ることなく
とっくに枯れてしまいました
何の努力をすることもなく 大志も抱かず
成し遂げたいと思う事はすべて叶い
それは他の人に比べれば
小さな思い 少ない思い だったからでしょうが
それで十分な人生です
故に
50歳で自身の人生はリセットしたのです
それからの日々
何事があろうとも
豪放磊落な我が道です
行きずりの 心かすめて 溶けもせず 泥川柳