ふきの指定席

「ボーっと」ぴーぷる

父が生きていれば 今年105歳になる
そんな父と同世代の方が
カクシャクとしてテレビで己が人生を語られていた
その御仁は
今年の抱負を聞かれ「百四才」と毛筆でしたためられた
当時の若者達は戦争もはさみ
行動のキャパが限られていた
御仁の人生は父と多くが重なっていた
満州にも出兵し 軍人である立場も
大学を選ぶ過程も
英語を話される事も
父は77歳でその生涯を終えたが
テレビでの御仁は 現代の多くを目の当たりにし
生きる事を 楽しまれているように思う
近所に住むお嬢様がお世話をされているようだが
1人で暮らされている
父もその方と同じ様に歳を重ねていたなら
今の世の中をどう見ただろう
泣いてこの世に生を受け 100有余年
その存在にとても感動をしてしまい
もっともっと お話を聞きたく思いました

ボーっと生きている事がもったいないや 我! 😞


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