旅に出で
居酒屋探訪の一期一会
最高に至福の時間です
はずれがあっても 明日への生きる糧となります
福島まったり旅の初日(7/25)
相馬に宿泊
そのホテルに泊まっていた旅行者なんて我々だけだったと思います
駅からも遠く 数日前に非難解除をされた小高の近くでもあります
ホテルの方に教えて頂いた 居酒屋さんは
民家の中にひっそりとありました
野馬追祭りの後だから 店はしまっているかもとのお話でしたが
しっかりと営業されていました
暖簾をくぐり入った途端 一瞬冷たい空気が
店主が何よりも 我々に警戒の眼差しを
60代に見えるマスターが身構えています
にこりともなさいません
我々は当然カウンターに
勇気を振り絞り 取りあえずの生ビールを注文
カウンターで既に飲んでいらっしゃる方々がすべて我々に注目
「あんたたち何者や」が第一声
「ここは地元の者しか来んよ」
一見の客は皆無の居酒屋さんでした
まして震災後初めての旅行者の客が我々だったのでしょう
飲み屋さんですぐ見知らぬ人と親しくなってしまうのは私の天性のもの
人見知りの父ちゃんもだいぶん私に影響され如才無い
焼酎も 酒も ごちゃまぜで飲みまくり
ご馳走して下さるのです
しかも美味しい(翌日酒屋さんにて買いそろえました 一升瓶買いも2本 写真UP↑)
私 焼酎をストレートで飲んでしまいました 自分が信じられません
この時の会話を実況中継したいくらい
話がとまりません
面白い
父ちゃんはその時の会話を全然記憶していませんでした
私は ほぼしっかりと覚えています
酒の肴も安くて美味しい
マスターもすっかり冗談を言うようになり
あの緊張感は消えていました
何年後かに 今度こそは 相馬野馬追を見ようと思っています
残された人生の時間は短く 居酒屋探訪は 我々にすれば 果てしなく無限
一期一会が原則
また来ることがあるかな
それに
父ちゃんの身体は アルコールに赤信号がともってしまった
病気になってしまったら 元も子もありません
若くはない事を自覚しつつ
人生旅仕切り直しです
最新の画像もっと見る
最近の「のほほんの記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事