ふきの指定席

永遠なるもの

しとしと雨に迎えられた土曜の朝です
ツーリングに 気がはやる父ちゃんは 晴れていれば早起きをし
とっとと出かける準備をするでしょうが
雨だとゆっくりと寝ています
以前はゴルフ中継を観る為に 早く起きてきたんですが
襖の向こうが モゾモゾしているから
もう起きて来るでしょうけれど

色んな意味で「負」を背負ったままの1週間でした
G20のニュースが重く 全く触れる気がしません
ネットでもニュースは避け
自分の殻にこもる日々
「引きこもり」の定義に ない頭を空回りさせていました
そもそも50歳で自分の人生をリセットしてからの
「なにもない」時間の早き事
意識を切り落とせば 何事も身にならず 
軽く人生の流れに乗れてしまうものだ
これは想像以上に速く感じる
いいんだか 悪いんだか
人の生き様としては面白くはない
「動」から「静」に 人生のスイッチを切り替え
それが意識しての50歳
せっかちだったかな
仕事を辞める事から始まり 人間関係もシンプルにし
自分の物を排除した
それでも
生きて行く事は 生活をして行く事に他ならない
表向きは 人となりの生活を 淡々とこなし
子としての責任も 親としての責任も 果たした
が 親子の「情」は永遠である

社会との関わりの責任は生涯である
人はひとりで生きるに非ず
この責任さえも 放棄すれば
「引きこもり」となるのだろうか
父ちゃん 早く起きてきんしゃい
なんかドツボにはまって行くではないか 




板消しを されて喜ぶ 姥の花
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