ふきの指定席

「君はどんな人生を送ってきたんや」

「余りにも軽すぎて掴みどころのない人生かな」
「○○さんは?」
「・・・・・言葉にできないほど 中身のない人生」
「結局君と同じか」
「同じやね」
「今度酒でも飲もうか」
「ウン 飲もォうね」

それは社交辞令
軽すぎて中身のない者同志それも初老のふたりが
ふたりぼっちで
人生の角を突き合わせる事はない

来年の春 
そんなぼっち同志で集まる事にした
20代の頃に出会った「仲間」達である

やっぱり痩せよう舌先三寸ホトトギス 





熱中症にならないでね
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