ふきの指定席

能登半島地震

15歳で故郷を離れましたが
私は能登半島の出身です
実家は江戸末期に建てられた古民家
何回もリフォームをしていますので
文化的価値はありません
現在姉がひとりで居住しています
ざっぱに言えば  その実家は
大きな石の上に柱が乗っかっているだけの家なのです
あんな大地震でも倒れないのですから
すごいの一言です
家の倒壊こそありませんでしたが
白壁は崩れ落ち 玄関の引き戸は吹っ飛び
庭の灯篭が倒れたりと
市に被災届を出すも 鼻であしらわれたそうです
「甘えるな!」ですよね
公民館に避難をしたものの
避難所には居辛く地震があったその日のうちに
自宅に戻ってしまった姉
ストレスもあったのでしょう
急きょ入院をしなければならないことになりました
その為には
「保証人」の「絶対確認」が必要との事
故郷に親族はもう誰もいず
急きょ私が現地に出向くことになりました
なんかね報道では見えてこない 
ゆとりのない厳しい現実を目の当たりにしています





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