ふきの指定席

鈍行の夜行列車で・・・

20歳になったばかりの春 夜行列車で上京
大きなずた袋一つを持って上野駅に降り立ちました
ずた袋の形状も完全に記憶しています
何のつてもなく 
右も左もわからない東京で生きて行こうと決心しての事です

誰1人いない駅のホームに目をやりながら
発車までの時間を待っていると
営業を終えられた体(テイ)
演歌歌手のぴんから兄弟のお二人が
ハンガーにつるしたままのむき出しの衣装を両手に持ち
慌てて乗り込んでこられました
どちらがお兄さんかわかりませんが
厳つい小柄のぴんからさんと目が合い
おやっとされた表情が忘れられません
他の車両に行かれましたが・・・

上野駅に降り立った時
風花が舞っていました
でも花吹雪だったのだろうか

その日から 東京の住人になりました



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読んでいただきありがとうございます ♡♡♡

コメント一覧

ふき
michiさん
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
おはようございます
それから5年後25歳の時
南半球経由で 地球ひとり旅をやらかします
1年半も遊んでいました
今はもう無理ですが 若さはバカさでした
michiさんの生活に憧れます
でも それ以上に人間のごちゃごちゃした息遣いに ほっとする自分がいます
自然よりも 人間が好きなのかな
東京での 狭い箱生活を 43年も続けています
でも今は
生活に変化がほしい 今日この頃の私です
引っ越しをしたい私と したくない父ちゃん
日々戦っています
michi
冒険?
http://blog.goo.ne.jp/mimiko501
すごいな~~と(*^。^*)
私にそのような勇気(?)があったら
人生変わっていただろうと思うます
もう一度やり返せるなら都会に暮らして見たかったです。
無いモノねだりは分かっていますが(笑)
ふき
chidoriさん
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
おはようございます
昭和はほのぼのとした いい時代でしたね
私は家出ではありませんけれど
そもそも15歳で家を出ていますが(爆)
親に何一つ 反対をされた事がありません
言っても聞かない子供でしたから

上京したその日
東京の町をさ迷いながら部屋探しをしました
やっと四畳半の部屋を借りる事ができ
裸電球の下 膝を抱えて眠った事を
思い出します
あれから43年の月日が流れました
皆それぞれの ドラマありですね
chidoriさんの 人生も 自分の事のようにイメージできます
これからも穏やかに人生を歩む事ができますように
それも心の持ち様と悟っています
今日も素敵な一日を 

chidori
he-sugo-i
http://blog.goo.ne.jp/chidori-t
私も18歳の頃5ケ月家出をしていました。

京都で働きました。

父は警察の捜査願を出して、私は書置きで働く場所も知

らせたので、そこに警察がやってきて「まーせっかくここ

まで来たのでしばらく働きなさい。お父さんにはうまく

説明しておきますから」と言ってくれました。

そのうち保育士試験の合格通知が来たので呼び戻さ

れて おしまいでした。

何をしていたかはあまりにお粗末で話せません。

周りの人はみないい人でした。
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