陶芸作家だった次兄は
将棋のアマチュア3段でもあった
陶芸作品を作っていない時は
常に将棋盤と向き合っていたように記憶している
そんな次兄が病死で旅立って20年近くになる
なんとなく藤井聡太氏のニュースは避けている
心が寂しくチクりとするからね
実家に1人暮らす姉は
昨年兄の残していた作品をすべて整理した
その時も話題にのぼらなかったが
そういえば「山奥」にあったはずの焼き窯はどうしただろう
20年間誰もそのことの想いに至らなかった
何人からも 焼き窯に関して何のアクションもなかっし
我々姉妹にとってもその存在は幻なのだ
関係者はみんな逝ってしまったし もう過去を掘り下げる気力はない
娘が 陶芸をやりたいと言い出したから
そういえばと気になった次第
娘がそんな「焼き窯」も含め
実家を相続してくれるなら鬼に金棒だけれど
即「ノン」と断られてしまった
そうだよね