ふきの指定席

彼岸花

彼岸花は赤だけのイメージしかありませんでした
白も 黄色もあるんですね
多くのブロガーさんが 彼岸花をブログに載せていらっしゃいます

私は半世紀近く もっとかな 
彼岸花のあの赤の色
死のイメージなのです
小さい頃 道端で彼岸花に遭遇すると 怖くてしかたがありませんでした
それからの 長い人生 無意識に避けて通る花でした

私が小さい頃 
夏の喧騒が遠くになった今の時期 人っ子一人いない浜の物置小屋で
村の青年が自死しました 
青年はまだ20代であったと記憶しています
結婚をしており 子供もいました
この青年が 彼岸花を胸に抱いて亡くなっていたのです
青年を見つけたのは私の父でした
青年の顔は今でもはっきりと記憶しています
子供心にショックな出来事だったのでしょう
時々 彼岸花を胸に旅立った青年のことを 思い出します
あの当時 彼岸花に 白や黄色があったのかな・・・
赤ではなく 柔らかい色の彼岸花を目にしていれば
青年の運命は違ったのかな・・・
彼岸花が咲く今頃の季節に 彼岸花の赤に 過去の痛みを思います


せまいニャァ~  読んで頂きありがとうございます
にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へにほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

読んでいただきありがとうございます ♡♡♡

コメント一覧

ふき
玲さん
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
毒もあると 私も教えられていました その事もあり 怖い花との想いが強かった
実家は3ヶ所トイレがあり
家の者は外のトイレを使用しなければいけませんでした
どくだみもそうでしたが 
トイレのそばに 彼岸花も咲いていました
用を足す度に
青年の顔が正面に現れます
しばらくは 地獄の日々でした
母がつきそってくれましたが
私がトイレに入ってしまえば 台所仕事に戻ってしまいました 
途中で抜け出せないし
しないわけにもいかないし
彼岸花は 私にとっては
臭い花でもあります




ふき
Monaさん
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
実はMonaさんのブログにおじゃましていて
黄色の彼岸花を知った次第
コメントを書いていて 消えてしまった
関係の無い時 Enterを押してしまい
コメントが時空に飛んでしまいます
どこに行くんだろう 見つけられない
こんなこと よくあります
二度書きができない・・・

彼岸花は 悲しくて ちょっぴり怖い記憶の花
でも
黄色だったら どうだったろうと
ふと 思ってしまいました
ふき
chidoriさん
http://blog.goo.ne.jp/asanotokino
ピンクもありますか
もう今ではさすがに怖い思いはないですが
でも切なさを感じる花ではあります
農道にこれでもかと 咲き誇っていました
小さい頃は嫌だった
ランドセルをガタガタいわせながら
彼岸花の前を駆け抜けて
学校に通ったものでした
悲しい花の思い出ですね
私が幼い頃は、彼岸花には毒が有るから摘んでは駄目と言い聞かせられていました。あの赤さが何故だか不吉に思えてなりませんでした。
大人になり、白やクリーム色等の花も見るうちにあまり不吉さを感じなくなりました。「曼珠沙華」と書くとより仏教の要素を感じます。
蕗さんにとっては強烈な思い出でしたね。
Mona
こんにちは。
それはそれは。見るたびに痛ましい事でしょうね…読みながらドキドキしました。その青年の背負っていた何かも、美しく鮮やかな彼岸花とともに。。ここ何年か、白や黄色の彼岸花はそこら辺に沢山みかけます。年々広がって来てるようです。
chidori
辛い思い出の花
http://blog.goo.ne.jp/chidori-t
多感な少女時代・・それは生涯忘れられませんね。
鹿児島に来て驚いたのは、黄色・白・ピンクもあります。特に肉厚の黄色はボリュウムがあります。やはり、赤い花が稲穂の畔に咲いているのが懐かしい風景です。秋の風物詩ですね。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「のほほんの記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事