ずっと眠れず それでもふたりの猫ちゃん達が
ベッドで私と一緒に寝てくれているので
彼らが起きるまでずっと我慢をし
虚空を見つめていた
本当は 猫ちゃん達も 私が起きるのを
じっと我慢をして待ってくれているのだけれど
じっと我慢をして待ってくれているのだけれど
優しさの根比べは
だいたいは私が負けてしまう
眠れない夜は 今まで関わってきた人の誰かしらを思い出している
公私とも 大好きだった多くの人たちは
皆もののみごとに黄泉の国に旅立ってしまっている
皆もののみごとに黄泉の国に旅立ってしまっている
昭和の芸能人しか知らないが
ふと思い出した時 最初に
「アレクサ」に 生存確認をすることが 約束事になってしまった
命に永遠はないのだね
あなたもか…
現実の重みに 我が肉体の重さと 心の重きが重なり
よりベッドから抜け出せなくなる