25歳の時に
ロンドンからエジンバラまで夜行バスを利用したことがある
途中アクシデントにみまわれ
長時間待たされた上にバスの乗り換えと
さんざんな経験をした
それでも皆さん文句も言わず
降りる時 50ペンス?だかのチップをはらい
当時1ポンド500円ぐらいだったかな…
ドライバーの労をねぎらわれていた
さて私 その時50ペンスをけちってしまった
長くなるので 省略するが
1週間後ロンドンに向かう夜行バスでも
その時の運転手さんだった
私は持っている荷物も少量で 旅行者には見えず
不気味な東洋人に見えたはず
それも12∼3歳にしか見えない外見 ちと嘘っぽいかな
44年前の英国
人種差別 性差別…は 意外に陰湿だった
その 運転手さん 私を見て露骨に嫌な顔をしたんだよね
もちろん 帰りのバスでも チップを払わず降りたさ…
その時以来 夜行バスは敬遠しています
なんとそんな私
被災した故郷の能登に向かうため
半世紀ぶりに 正確には44年ぶりです 気持ちがそう書かせます
老体に鞭打ち 夜行バスに乗るはめになりました
今回はトンボ帰りです
「朝9時に面談の約束」があります
私の立場など 容赦なしの力関係
勿論能登地区は 宿の営業はしておらず
実家も倒壊の危険があり 泊まる事はできません
姉はそんな危険も顧みず 実家に住み続けていますが