被害妄想子としては 人生の疎外感みたいなものかな
町はイルミネーションで着飾るし 人々もどこか浮足立っている
去りゆく年を尊び 心新たに新年を迎える準備をする
深々と降る雪のような 厳かな時間は 古の事
昔を懐かしむ事ができるのは今を生きているからと
長い人生の時間に感謝する
年末にまたお伊勢詣でをするが
道中息子の住んでいる所にも立ち寄る事にした
泊りはしません ホテルを予約しました
居酒屋でお酒でも飲もうやないかと連絡をしたら
LINEであれ持ってこい これ持ってこいと言ってきた
その日本語が難解
娘は 相手に合わせ 要点を外さず書くが
息子の文章は 散文的
了解はしたものの
私の理解力不足と頭を悩ましている
たかが『物』
今まで
LINEでは5文字で長文の息子だったが
ナンデンカンデン
5文字以上になった事が嬉しいやないか
息子の部屋の膨大な量の荷物を前に 今日から謎解きが始まる
子供達相手だと ポジティブにもなり ネガティブにもなり
母親とは因果な生き物である
猿知恵と 比べし我の 浅知恵を