今はどうなのかわかりませんが
故郷では(40年前)学年単位で成人を祝っていました
母は振袖一式をそろえ 私の帰りを待っていましたが
私は帰る気などさらさらなく 前だけを向いて生きていました
東京は暦にそっての 成人の祝いと知った母は
翌年 急きょ夜行列車で上京し 振袖一式を持って来ました
母の思いをくみ取る心の余裕はなく 振袖に袖を通す気持ちになれないのでした
その振袖は一度も日の目をみず
十年後私の結婚を機に 母によって訪問着に仕立て直されました
一度だけその着物を着て写真を撮ったかな
その一度だけで その後 袖を通すことがないまま 今日に至ります
何度も処分をと思いましたが 母に申し訳なく そのまま持ち続けています・・・
TVで成人式のニュースを目にする度に 心にチクリと 痛みが走ります
我が娘の成人式
娘も振袖を着ることを拒否 仲間内で祝い インフルエンザをうつされダウン
息子は式に行きましたが
会場の外で 友達と話し込んでいたら すでに式が始まっており
会場への入場を拒否されたそうです
父ちゃんは そんなもん 馬鹿々しいと
式に参加せず
親が親なら 子も子です
血は争えません
成人を迎えられた皆様 おめでとうございます
未来に幸あれ!
日本のことをよろしくね!
にゃんともすんとも・・・
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