家の前に川が流れており それでだいぶん雨量のコントロールがされています
家の裏にも農水路があり 水害対策は充分なされているようですが
それでも近年の雨の量は尋常ではなく 常に不安な思いに駆られるそうです
異常気象が 人間の英知より 先に行ってしまっています
無力な私ですが 自分のような小さな力でも 集まれば大きな力になると信じ
真摯に 日々の生活と 向き合いたく 努力したいと思っています
今は亡き兄が 小学生の時
上手から流れてきた赤ちゃんを助けたことがあります
赤ちゃんが 何故流れてきたのか ことの詳細は記憶していませんが
大雨の時 たまたま川の様子を見るために
家の外に出た兄が 流れてきた赤ちゃんを発見しました
今回の大雨でもそうですが
川は増水しないようにコントロールされているので
普通
大雨の時 用もないのに わざわざ外に出ることは まずありません
まして 小学生の子供がです
兄は何かの力に 導かれるように 川の様子を見に行かなければと思ったそうです
その時の赤ちゃんは もういいおじさんになっていますが
小さな川の橋を渡って家にはいる
それも なかなか風情があって 私はとても好きです
そして 昔 そんな 命をつなぐ 瞬間があったことも 心に過ぎります
亡き兄は不思議な優しさを持った どこか“旅人”ような 人間でした
⇔バン消しを されて喜ふ うばの花