ふきの指定席

私がもっとも尊敬する友人からの賀状

今年古希を迎えるその友人は 
ご主人亡き後 老人ホームで介護士として働いています
生活に困ってのことではなく 
少しでも人の役に立てればとのことからなのです
賀状には悲痛な叫びが記されてありました
私の本性はサイコパスであると
優しさなどなく いい加減な仕事ぶりであると
勿論そんな人ではありません
優しすぎるが故の彼女独特の表現です
彼女がサイコパスならば この世に“普通”の人間は存在しません
以前ブログにたった一日だけの介護の経験を書いた事がありますが
親達の介護は別です
ご老人の下の世話をしている時 
その場で吐しゃをしてしまいました 
そんなとんでもない経験のある私です
彼女は素手でも平気で 人様の下の世話をすることができる人なのです
相手が少しでも早く 心地よくなることに 労力を惜しまない人間です
彼女はもう10年以上も介護の仕事に携わっていますが
どれだけ大変な仕事であることか その文面から伝わってきます
彼女の事 人手が足りなくて 休みなく働いているはず
旅行もしたいし 友と酒も飲み交わしたいだろうに
そんな時間の余裕があれば 1分でも眠りたいのが 彼女の思いでしょう
彼女の性格からして 割り切る事ができず 真面目に働いているはずです
人間の性分とは・・・
神様もどんな割り振りで 役割を配分したのかな
なんか 私はずるく生きています
彼女の叫びを前にして
私は消え入りたくなります
そしてまた 彼女に対する思いを心にしまい 
あららと のほほんな日々に 身をゆだねてしまいます




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