今日は19年度から文部科学省より学生支援を受けるようになった、
ここ酒田にある東北公益大学に行ってきました。
特別なニ-ズを持つ学生。
身体障害のある学生。発達障害のある学生。心理的課題を抱える学生。
そんな学生も一緒に学べる社会。
「インクル-ジョン社会」をめざした大学。
今回は一般市民も参加出来る公開講座として「福島 智氏」の
講演を聞いてきました。
この方は目が見えない。そして・・・・・・耳も聞こえない。
どう思いますか~??
目が見えなくても、聞こえる耳から情報を得る事が出来る。
耳が聞こえなくても、見える目から情報を得る事が出来る。
それが、目も耳も失ったら、どう情報を得るというの~?
その方の母親は息子とのコミュニケ-ションをとるために考えたそうです。
それは、「指点字」というもの。
以前、風っこの会で知り合った方で見えない子供のために
点字と立体の絵本を母親が作ったというのを見たことがありましたが、
母親というものは本当に凄い~と思いました。
子供に期待する私(前回ブログ)が・・・・・・・
非常にちっぽけな感じになりました。
福島先生は両脇に指点字介助の方(女性)より、会場の雰囲気や質疑応答を
通訳しておられましたが、その6本の指を用いてする速さ~
本当にびっくりでした。
指点字介助者は男性が少ないらしく、トイレまではついて行けず、
杖一つで一人で行くんだそうですが、杖をつくということは見えないからだろうと
よく、声をかけ教えてくれる人がいるらしいんだけど、実は聞こえないので
その人を無視してしまうことになるということが多いらしい。
など、見えない事、聞こえない事の大変さもお話してくださいました。
しかしこの方は物凄い方で名前を入れたらすぐにネットでも
検索出来る方です。
どうぞ、皆様も覗いてみてください。