以前に書いたブログ記事「月光読書」を読み返していてベートーベンの「月光」とドビッシーの「月の光」を聞いてみたくなって検索。すぐに出てきた便利な世の中だ。私が知っているベートーベンの月光は第一楽章で、第二楽章と第三楽章があることを知った。初めて聞いてみると、第三楽章はバイオリンで弾くと狂気が目覚めてしまうような感じ。月には「ルナシー」といって狂気を引きだす作用もあるんですよね。
以前満月の時を狙って「タロット塗り絵」の会を開催していた時に、BGMでヴァイオリンの曲がかかると、なぜか参加者一同、一心不乱に色を塗る作業に没頭してしまった。それまでは雑談などしながらワキアイアイと和やかなムードでしたのに。みなさん無言だから余計にヴァイオリンの音が部屋中に鳴り響いていました。狂気に包まれるような、狂気の淵に落ちて行ってもおかしくないようなシチュエーション!!
狂気に落ちる一番のメリットは「常識の枠から離脱(逸脱)できること」。土星破壊で天王星(の変革力)や海王星(の夢見力)パワーが宿るかもしれないっ!のだ。で、一番のデメリットは「戻れなくなるとずっと狂気の世界で彷徨うことになること」。まあ、戻れなかったときは本人より周囲の方が迷惑を被るのですが。戻れない危険をおかして常識から離れ、常識では得られなかった宝物をGETして帰ってくる。そんなツワモノになれたらいいなぁ~、なんて夢想するソレイユです。ほほほ。
ま、みなさん無事に狂気の世界からお戻りになれて事なきを得たのですが、、、。
音楽は音。波動ですね。この波動に狂気に入るスイッチがあるのかもしれませんね。光や色にも波動があって、月の光の中にもそのスイッチを押す波動が潜んでいるのかも…。
言葉も波動です。美しい言葉や希望の持てる言葉を使っていれば「美」や「希望」はあなたの近くにやってきます。逆も真なりですよ♪
それにしても、月はなぜに私たち人間の情動を揺さぶるのかしら?占星術的には月は感受性を表しているからね。色々なものを受信する感点。視覚的にも他の天来より大きくハッキリ見える月は、影響力も甚大なんだろうな~。視覚から入るものってものすごいインパクトなんですよ。だから言葉使いもそうだけど、美しいものをいつも見ていることも大切な心の栄養なのです。花鳥風月。あっ、ここにも月が入っている。むむむ…。月の神秘だわ~。
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