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西方浄土

2013-08-16 21:50:36 | 数と形と色と言霊
京都の五山送り火は、大文字を初めに反時計回りに点火していくそうです。
その理由としては左は「ヒダレ」といい、夕陽が沈む方向。
北を上にすると西は左。
死者が住む冥土は西にあり、西は極楽浄土。
そのため、左へ左へと送り火を点火して一時帰宅している御先祖さまの御霊をお浄土に送るからだと説明されています。

それもごもっともな説明だけど、自然の摂理として考えてみましょう。
左回りは離脱や放出のエネルギーが発生する回り方です。
お盆で一時帰宅した御先祖さまの魂が現世に留まらないよう、現世から引きはがす力が必要なんだと思われます。

左回りは放出、離脱、剥がす力。
逆の右回りは注入、着床、引っ付く力。

この説もイケてると思います。
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