お祭りの時期も終わり足助は少し静かになった気がします。
お囃子の稽古から祭りまで三週間。あっという間に過ぎました。
同級生も沢山の方が見に来てもらえ、とても良い祭りを終えました。
皆の知らない流れを少し紹介しますね。
本殿が国の重要文化財に指定されている「足助八幡宮」の例大祭です。 文正元年
(1466年)再建の本殿は国の重要文化財に指定されています。
1700年代中期以前より、現在に近いの形のお祭りが行われていたみたいです。
西町、新町、本町、田町の4台の山車が有り、町内を引き回しています。
昔はは、5日間かけて行われていましたが、現在は土曜日を山揃え(試楽祭)、
日曜日を本楽祭とした2日間にわたって行われています。
土曜の夜は御神輿渡行もあり、町内を、提灯行列を先頭に御輿が巡行されます。
本楽祭
本楽祭「追込み前 追込み」
本楽祭に行われる「引き回し」「梵天(ぼんてん)投げ」境内を一周し、梵天と
いう竹筒が投げられます。これは、町内の御守りとなるため取った人は無病息災など
といわれています。でも、取り合いで喧嘩になることもあるそうです。
その後は、各町へと山車が帰って行きます。提灯に灯された山車は、幻想的で勇壮
な雰囲気を演出してくれます。足助の山車の前面には出役棚という舞台があり、ここに
3~4人の若者が乗って、山車の曳行中には踊りやかけ声で囃すのが特長です。
田町は町に帰り若い衆が最後夜を楽しんでいます。
鉄砲隊と棒の手
本楽祭では、火縄銃の鉄砲隊による発砲が行われています。火薬のにおいが立ち
こめ、迫力満点。
棒の手の奉納も行われ、賑やかですよ。
こんな足助まつり、良いもんですよ。