こんにちは。ピアニストの山中 明日菜です。
もう９月なのに、まだまだ厳しい暑さが続きそうですね…。皆さんはお元気でお過ごしでしょうか？
今日は、ピアノとの出会いや魅力について少しお話したいと思います。 私は、母がピアノ教師だった影響もあって、ピアノは身近な存在であったと同時に、友達でもありました。
コンサートを聴きに行くのも好きで、CDや生で色々な演奏家の演奏を聴きました。
特に音の色彩には敏感に反応する様になって、それと同時に、ピアノに自分の思いを最大限に応えてくれる様に要求する様になりました。
ピアニストは、基本的にコンサートホールに常設してあるピアノを演奏しますが、ピアノの良し悪しによって、自分の思いは制限されてしまいます。
反応の良いピアノは、更に感覚を研ぎ澄ましてくれ、反応してくれる事に喜びを持って演奏出来ますし、反応の悪いピアノは反応してくれない事にストレスを感じると共に、何が何でも応えさせようようと葛藤も生まれます。葛藤が演奏に出ない様に諦めの心も持ちますが、やっぱり反応の良いピアノで弾くと幸せです。
私は、ベーゼンドルファーと言うオーストリアのピアノを好んでいます。
ベーゼンドルファーの良さは、演奏家の思いや追求している音の色彩に繊細に忠実に反応してくれる事でしょうか？
今年12月17日のリサイタルでも使用する予定ですし、デビューCD、12月発売の2ndCDもベーゼンドルファーです。
作曲家の思いを汲み取り、私の思いを乗せ音の色彩美を追求する演奏。是非お聴き頂き、お楽しみ頂けましたら嬉しいです。