昔むかし、着付けを習ったことがあったんですが
覚えが悪くて途中で挫折。
私にとっては着付けイコール振り付けを覚えるようなもので
脳がうまくつながらないんですよ。
それはさておき
その当時、親戚知人から着なくなった着物がわらわら集まってきて
まぁそのうち着ることもあるかと
防虫剤やら防湿剤やら入れ続けていたものの
カビが生えたらどうしよう、とおびえ続けるのに疲れてしまい。
着物買取、
思い入れのない着物とはいえ
目の前で二束三文の値付けをされるのにはメンタル的にキツいので
送って査定してもらう業者さんに買取を依頼。
160㎝サイズの専用段ボール箱(ガムテープ付)を送ってもらい
着物も帯も小物も一切合切詰め込んで
いざ査定!
洋服でも買取価格が驚くほど安いのは経験済なので
はなから期待などなく
マイナス金額にならなければいいけれども
証紙付の西陣織はそこそこいけるんじゃないかなぁ
なーんて思ってたんですけど
いざ
一切合切合わせて
スタバやタリーズのコーヒー一杯分に届かない結果を見ると
(ドトールでは飲める、どうでもよい情報ですが)
胸のあたりにひんやりした感触が・・・
ま、私の要らんものは他人も要らんわな、
ということですね。
これで和ダンスに残るのは
訪問着と色無地。
そして・・・
喪服一式!
冬物夏物どっちもあるよー!
結婚したとき夫の親に作れと言われ誂えたものの
結局義親の葬儀にはレンタルで済ませちゃったんですよねー。
なので未だ袖を通しておらず。
今回の買取依頼の前に見かけたネットの書き込み:
「喪服は未着用であっても人に譲ってはいけない、縁起が悪いから」
こーいうのを迷信と割り切れられない私でした。