7月28,29,30,31日の3泊4日で南会津へキャンプ兼クワガタ採集へ行ってきました。
が、
豪雨で被災してしまいました。
全ての道が土砂崩れで寸断され、停電し、電話線も切られ、水道も弱くなり、外部と連絡が途絶え、完全に孤立状態。
防災ヘリに救助され、車を置いたまま電車で帰って来ました。
サイトに設営中に大雨が降り始めた。
避難させて頂いた花木(かぼく)の宿。露天風呂が気持ちよかった。
中には国道の途中で寸断された人たちもいました。
小生らはこの宿のおかげで助かりました。
花木の宿の前にある滝。
普段は樹木に囲まれて細く高く綺麗な滝。
土砂崩れが起きて滝が3倍以上の広さになってしまった。
土砂は全て下流に流れていった。後で聞くと少し下流で国道が土石流で通行止めとなったらしい。
花木の宿のすぐ先の橋。見た中で一番大きな土砂崩れ。
この土砂崩れが起きる数十分前に小生のハイエースで通った。
翌朝近くで見てみた。
こんなのに巻き込まれたらと思うと・・・自然は凄い。
橋の白線上で力尽きていたカニ。甲羅が割れていた。
電柱の脇に川が・・・ある訳無いですよね。
排水溝が・・・
こうなってました。
ここを通らないと帰れない。先はトンネル。
この先のスキー場付近は土石流によって通行止めに・・・
細かく書くとあまりにも長くなるので・・・簡単に経緯を。
28日昼キャンプ場IN→テントを設営し夜の灯火採集の許可をもらいに大桃地区の民宿へ→雨が強くてクワガタは厳しそうなので夕方温泉へ→温泉からあがるとキャンプ場から着信がいっぱい→ただ事じゃないと思い連絡するとキャンプ場の川が警戒水位を超えたので近くの花木の宿(みなみやま観光で運営会社が一緒)に避難指示→宿に1泊させてもらう
翌29日朝雨弱まったので今後撤収か続行か決める為ピンポイント天気予報を確認→夜の降水確率10%だったのでキャンプ続行→檜枝岐のアルザ尾瀬で温水プールと温泉→雨が一向に止まずキャンプ場からまた避難指示→檜枝岐村で買出しした時点で土砂崩れの情報→帰り道が断たれたので各所にTEL→キャンプ場で話をし撤収も厳しいのでそのまま避難した宿へ→間も無く通ってきた道が土砂崩れでキャンプ場とも寸断(画像一枚目)→避難させてもらった花木の宿で夕飯中突然の停電→間も無く電話線も寸断→外部との連絡手段を探したが無くて孤立確定→とりあえず1日様子を見る→夜中に何度も轟音(多分土砂崩れ)
翌朝すぐに消防の航空隊が来てくれた。
消防防災ヘリでワイヤーによる上陸。
ふくしまの防災ヘリ。不謹慎ではあるが凄くカッコイイ。
他につくば、とちぎと応援も来てくれた。
被害が甚大な地域は自衛隊が救助に向かったそうです。
ワイヤーによる救助。
このあと小生も吊られて救助して頂きました。
何故か某先輩の乗ったヘリは着陸してくれたそうです。
後で聞いてみるとちょっと残念だったそうな・・・
ヘリの中から。色々な所で崩れている。
ヘリの中では隊員さんが子供達をあやしてくれた。
撮影もされてました。活動報告に使うのかなあ・・・
30日朝、夜明けにようやく雨が弱くなる→宿とキャンプ場の勇者2名が携帯電波の入る所まで歩くといい宿を出る→たまにヘリが飛んでいたので手を振る→とりあえず外は歩けるので周辺を散策(写真を撮る)→昼食後ヘリからレスキュー隊が2名宿へ到着→勇者2名は無事に連絡できるところまで行けて連絡を受けたと聞く→この場所はまだ2日は持つのでもっとひどい場所の人を優先してくれと言ったが、他は他で手が回っているらしい→心の準備がまだなかったが荷物を準備→ハイエースを安全なところへ移動し宿の人に託す→4人の荷物を最低限に1個にし子供優先でワイヤーで救助開始(画像2枚目)→次は客なので自分も吊られて救助してもらう→ヘリの中から見た山々は色々な所で崩れている(画像3枚目)→無事伊南地区支所へ→助けて頂いたのにみなみやま観光の偉い人?が謝罪してくれる(なんか逆に申し訳ない)→近くの宿を準備してくれる→だいくらスキー場のホテルへ1泊
伊南支所で情報収集。
たまたま大河ドラマの俳優さんの顔がこんなだった。
だいくらスキー場のホテル。
みなみやま観光さんありがとうございます。
なんだか標高も高く、植生が凄くよさげ。
ここで灯火採集ってのもいいと思われる。(懲りてない)
31日朝4時前に緊急地震速報が鳴る→南会津は震度3でなんとか安心→会津田島駅へ送っていただく→会津鉄道で鬼怒川温泉から特急きぬ118号に乗る→あとはJRで横浜へ→相鉄線で無事帰宅。
会津鉄道→鬼怒川温泉駅から特急で。
なんだか悲しいがせっかくなんで駅弁。
色々ありすぎて疲れたのでグリーン車で帰る。
自然の力をなめてました。
当然撤収判断ミスですが、もしかしたら下手に動いてたら途中で土砂崩れの可能性があったかもしれません。
結果的にほとんど被害が無く、子供達も無事で怪我も無く帰ってこれたので良かったです。
しかし天気予報もアテにならなすぎです。
みなみやま観光の皆様、一緒に被災した皆様、そしてレスキュー隊の皆様本当にありがとうございました。
防災ヘリの隊員さんは凄くカッコよかったです。
福島は凄くいい所なので必ず遊びに行きます。
迷惑にならないように(^^;
なんだかんだ大変そうに書きましたが、途中途中色々探索して・・・
クワガタはアカアシ、ミヤマ等数匹採集できてたりします。
毎日危険すぎる旅でしたが、貴重な体験が出来てかつ色々観光できたので・・・
無事でよかったと楽しかったでいい意味で複雑な心境です。
防災ヘリに乗る前にのぼりを返す。
伊南地区では関連施設を利用していれば灯火採集が公式にできます。
だいくらスキー場周辺にて
アカアシクワガタ。
カブト。
ミヤマクワガタ。
復旧したらハイエースを迎えに行かないとですので、南会津へ近いうちに行く用事もできました。余裕があればオオクワガタを狙いたいですね。
しっかし車の中に置いた「新品」クーラーに生肉残したままなので・・・
開けるのが怖かったりします。
全然懲りてない小生らでした。
が、
豪雨で被災してしまいました。
全ての道が土砂崩れで寸断され、停電し、電話線も切られ、水道も弱くなり、外部と連絡が途絶え、完全に孤立状態。
防災ヘリに救助され、車を置いたまま電車で帰って来ました。
サイトに設営中に大雨が降り始めた。
避難させて頂いた花木(かぼく)の宿。露天風呂が気持ちよかった。
中には国道の途中で寸断された人たちもいました。
小生らはこの宿のおかげで助かりました。
花木の宿の前にある滝。
普段は樹木に囲まれて細く高く綺麗な滝。
土砂崩れが起きて滝が3倍以上の広さになってしまった。
土砂は全て下流に流れていった。後で聞くと少し下流で国道が土石流で通行止めとなったらしい。
花木の宿のすぐ先の橋。見た中で一番大きな土砂崩れ。
この土砂崩れが起きる数十分前に小生のハイエースで通った。
翌朝近くで見てみた。
こんなのに巻き込まれたらと思うと・・・自然は凄い。
橋の白線上で力尽きていたカニ。甲羅が割れていた。
電柱の脇に川が・・・ある訳無いですよね。
排水溝が・・・
こうなってました。
ここを通らないと帰れない。先はトンネル。
この先のスキー場付近は土石流によって通行止めに・・・
細かく書くとあまりにも長くなるので・・・簡単に経緯を。
28日昼キャンプ場IN→テントを設営し夜の灯火採集の許可をもらいに大桃地区の民宿へ→雨が強くてクワガタは厳しそうなので夕方温泉へ→温泉からあがるとキャンプ場から着信がいっぱい→ただ事じゃないと思い連絡するとキャンプ場の川が警戒水位を超えたので近くの花木の宿(みなみやま観光で運営会社が一緒)に避難指示→宿に1泊させてもらう
翌29日朝雨弱まったので今後撤収か続行か決める為ピンポイント天気予報を確認→夜の降水確率10%だったのでキャンプ続行→檜枝岐のアルザ尾瀬で温水プールと温泉→雨が一向に止まずキャンプ場からまた避難指示→檜枝岐村で買出しした時点で土砂崩れの情報→帰り道が断たれたので各所にTEL→キャンプ場で話をし撤収も厳しいのでそのまま避難した宿へ→間も無く通ってきた道が土砂崩れでキャンプ場とも寸断(画像一枚目)→避難させてもらった花木の宿で夕飯中突然の停電→間も無く電話線も寸断→外部との連絡手段を探したが無くて孤立確定→とりあえず1日様子を見る→夜中に何度も轟音(多分土砂崩れ)
翌朝すぐに消防の航空隊が来てくれた。
消防防災ヘリでワイヤーによる上陸。
ふくしまの防災ヘリ。不謹慎ではあるが凄くカッコイイ。
他につくば、とちぎと応援も来てくれた。
被害が甚大な地域は自衛隊が救助に向かったそうです。
ワイヤーによる救助。
このあと小生も吊られて救助して頂きました。
何故か某先輩の乗ったヘリは着陸してくれたそうです。
後で聞いてみるとちょっと残念だったそうな・・・
ヘリの中から。色々な所で崩れている。
ヘリの中では隊員さんが子供達をあやしてくれた。
撮影もされてました。活動報告に使うのかなあ・・・
30日朝、夜明けにようやく雨が弱くなる→宿とキャンプ場の勇者2名が携帯電波の入る所まで歩くといい宿を出る→たまにヘリが飛んでいたので手を振る→とりあえず外は歩けるので周辺を散策(写真を撮る)→昼食後ヘリからレスキュー隊が2名宿へ到着→勇者2名は無事に連絡できるところまで行けて連絡を受けたと聞く→この場所はまだ2日は持つのでもっとひどい場所の人を優先してくれと言ったが、他は他で手が回っているらしい→心の準備がまだなかったが荷物を準備→ハイエースを安全なところへ移動し宿の人に託す→4人の荷物を最低限に1個にし子供優先でワイヤーで救助開始(画像2枚目)→次は客なので自分も吊られて救助してもらう→ヘリの中から見た山々は色々な所で崩れている(画像3枚目)→無事伊南地区支所へ→助けて頂いたのにみなみやま観光の偉い人?が謝罪してくれる(なんか逆に申し訳ない)→近くの宿を準備してくれる→だいくらスキー場のホテルへ1泊
伊南支所で情報収集。
たまたま大河ドラマの俳優さんの顔がこんなだった。
だいくらスキー場のホテル。
みなみやま観光さんありがとうございます。
なんだか標高も高く、植生が凄くよさげ。
ここで灯火採集ってのもいいと思われる。(懲りてない)
31日朝4時前に緊急地震速報が鳴る→南会津は震度3でなんとか安心→会津田島駅へ送っていただく→会津鉄道で鬼怒川温泉から特急きぬ118号に乗る→あとはJRで横浜へ→相鉄線で無事帰宅。
会津鉄道→鬼怒川温泉駅から特急で。
なんだか悲しいがせっかくなんで駅弁。
色々ありすぎて疲れたのでグリーン車で帰る。
自然の力をなめてました。
当然撤収判断ミスですが、もしかしたら下手に動いてたら途中で土砂崩れの可能性があったかもしれません。
結果的にほとんど被害が無く、子供達も無事で怪我も無く帰ってこれたので良かったです。
しかし天気予報もアテにならなすぎです。
みなみやま観光の皆様、一緒に被災した皆様、そしてレスキュー隊の皆様本当にありがとうございました。
防災ヘリの隊員さんは凄くカッコよかったです。
福島は凄くいい所なので必ず遊びに行きます。
迷惑にならないように(^^;
なんだかんだ大変そうに書きましたが、途中途中色々探索して・・・
クワガタはアカアシ、ミヤマ等数匹採集できてたりします。
毎日危険すぎる旅でしたが、貴重な体験が出来てかつ色々観光できたので・・・
無事でよかったと楽しかったでいい意味で複雑な心境です。
防災ヘリに乗る前にのぼりを返す。
伊南地区では関連施設を利用していれば灯火採集が公式にできます。
だいくらスキー場周辺にて
アカアシクワガタ。
カブト。
ミヤマクワガタ。
復旧したらハイエースを迎えに行かないとですので、南会津へ近いうちに行く用事もできました。余裕があればオオクワガタを狙いたいですね。
しっかし車の中に置いた「新品」クーラーに生肉残したままなので・・・
開けるのが怖かったりします。
全然懲りてない小生らでした。
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