and SOROR のブログ

TON的瀬戸内国際芸術祭2016中編

TONと朱晶のサマーバケーショーーーン。

TON的瀬戸内国際芸術祭の続きです。

2日目は豊島(てしま)

豊島は会場になっている島の中で
小豆島に次いで大きな島。

豊島の作品は点在しているので
レンタサイクルで回ることに。

前回、直島でも自転車を借りてね
それがとても楽しかったので。

あ、もちろん電動です!

前回、自分の筋力と体力を過信して
普通の自転車にしようとしたんだけど
お店の方に、電動がいいと思うよと言われ
電動にしました。

そしたらさ、どえらい坂!

島って、不思議ね。

海があって、浜や港があって
ちょっと行くと、

いきなり 山!

海の町と、山の町が一緒になってる感じ。

だから、少し自転車で走ると
途端に、山!

登る、のぼる!

私より全然若い、ガタイのいいお兄さんが
自転車、押してたもん!

よ、よかった、電動にして・・・。

ああなると、自転車は
ただの荷物じゃん。


という経験があったので
今回は迷わず、電動自転車!



相棒の自転車さん。

この日はTシャツにショートパンツにスニーカーという
かなり珍しい姿で
しかも首タオル!

自転車スタイルです。


では2日目出発です!



バスケットゴール!

豊島の形してる。

ダンクしてるみたいに見える?見える?

・・・足着いてるって?

足の部分切ったら見える?



見える??


・・・見えんな・・・ごめん・・・

わし、背高いけど
バスケ下手やねん。

朱晶さんはバスケ部だったことがあったので
とても楽しそうに遊んでました。


次。



檸檬ホテル



二人ずつ組になって
こんな風に、展覧会の作品ガイドのように
作品についての音声を聞きながら進みます。

基本、男女のペアを想定。

一生のお願いで、同性同士でも許してくれる
という説明を受けるw

そして一つ目の解説ポイントでいきなり
洗剤のCMのようにこの布に戯れて踊りましょう
とか言われて
「??????」となるw

かなり淡々とした男性の語りなので
どんな落ち着いた解説かと思えば・・・
だんだんノリが分かってきた。

真面目なわけがない!



「レモーン フォーン デラーーーックス」(渋い声)

電話機能のないApple watchに電話の機能を追加。
だそうですw

でも、携帯はできなくなりました。

写真の左の矢印のところに、Apple watch ね。

嫌いじゃない、こういうのww

そして次の部屋ではこの写真を前に


「ほほ檸檬しなさい。」

そして自撮りしろと、強く押してくる、解説の渋い声w

写真の前には、檸檬。

「ほほ檸檬しなさい。」

「ほほ檸檬しなさい。」

なんか、最後、連呼w

よく見ると、解説の機械のストラップにも
「ほほ檸檬しなさい。」ってプリントされてる!!

やるか・・・・



ほほ檸檬

この檸檬(もちろん、ニセモノ)
なんか表面がちょっとイガイガしてる・・・

お見苦しいほほ檸檬を、失礼いたした。

後に来ていたお二人は
微笑ましくほほ檸檬されてました☆



正しい、ほほ檸檬。

ほら、男女で組む想定だから・・・


めっちゃいい作品!
ってわけじゃないんだけど
色んなツボを刺激されて
そこそこ長居して満喫してしまった・・・。


次へ。



部屋の中にトンネルのように通路ができています。

素材は・・・

のりです。海苔!

不思議な色と色の濃淡で
なんとも幻想的な空間。

そしてほんのり、磯の香り。

ガイドブックの説明では
全く何があるのか分からなかった作品。
本物を見なくちゃ、ダメだね。
よい作品でした。


次。



朱晶さんの好きな作家
塩田千春の作品。

使われなくなった家の窓やドアなどの建具を
トンネル状に設置した作品。

奥の建物の中まで建具がたくさん配置されていて
なんだか時間と空間が交錯しているようでした。

トンネルの向こうには水田が見え
振り返ると海が見えるというこの場所がまた
どこか現実と引き離されている感じがして
しばしトリップ。

しかし、ここでガッツリ蚊にさされ
現実に引き戻される・・・
かゆい・・・


この辺りから、そろそろ時間がヤバイと感じ始める。

いや、もう、お昼ご飯のころから
予定より押してるなぁと薄々思っていたけど
本当にやばい。
船に乗るためには、16時には港へ戻りたい・・・。

ということで、断腸の思いで、いくつかの作品はとばすことに。


それでも見たかった、この作品。



部屋の立体を無視した立体的な模様が
新たな立体を生み出して
もう、何が何やら!

こういうの、大好き。

自分が描く絵は、あんなんですが
こういう作品も好きなのです。

直線的なもの
規則的なもの
幾何学模様
あとは、蛍光色が効果的に使われているもの

こういうの好きなんです。

もうちょっと長くここに居たかった・・・
しかし時間が・・・
まだここから一山越えなくてはいけない・・・

というのに、既に時間は15時を過ぎている。

タイムアーウト!


そこからは、もう、ヒーヒー言いながら山を越える。

山の中に一つ見たい作品があったのだけど
本当に時間が微妙で
涙を飲んだ。

もうすぐ、もうすぐ下り。

下りになる。

下りに・・・

下り・・・

ならねーーーーー!

まだ登るのーーーーー!

ってほど、登りだった。
甘く見てた。
誰だ!島1周しようとか言ったの!(自分たち)

文字通り、肺が「ヒーヒー」言ってた。
肺胞1個破裂するんちゃうかと思った(死ぬわ!)

心臓はガッツガッツ鳴ってるわ
足の筋肉はパンっパンだわ
心肺機能と筋力の限界と衰えを実感・・・

ってな最中に1枚

ロケーションは最高!



そして登ったら・・・


下りだ!!!


山が開けた!

と思った瞬間、目の前に海が広がり
テンションも自転車のスピードも
ドカーーーンと上がって

ぴゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
っと帰ってきました!




無事間に合った!!


この日は本当に暑かった。
船以外でエアコンなんてほぼないし
自転車だから、ずっと日に当たってるし
水分を摂った端から汗になる。

エアリズムだとか、それ系の
「汗をかいてもすぐに乾いてサラッと快適」
的なインナーを着ていたのですが
このインナーが乾く間もなく
ずーーっとべっちゃべちゃで
一日中 体にベッタリ張り付いているという不快っぷり☆

この旅ではこうなるのは分かっているので
覚悟はしているのですがね
じわじわダメージを受け続け
ホテルに帰ってしばらく放心状態でしたww

なんとか2日目、豊島 終了。

まだつづく・・・。
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