またまた、おでかけレポートです。
いつものごとく、長文ですので
お暇な時にお付き合いくださいませ~
先日、六甲ミーツアート芸術散歩2013
に行って来ました。
六甲ミーツアートとは
毎年夏の終わりから秋にかけて
六甲山で開催されるアートの展覧会です。
今年で4回目となります。
夏、瀬戸内国際芸術祭に行って来ましたが
(参照→ 2013年09月14日「すあき的 瀬戸内国際芸術祭の旅」
2013年09月17日「ポスタコレクト番外編「裏セトゲー」」)
あちらは夏、島々と海が舞台だったのに対して
六甲ミーツアートは、秋、そして山が舞台。
それだけでも雰囲気はずいぶん違いますが
なんとなくピクニック気分
やはり周遊マップを持って出かけます。
ここ2年ほどは毎年行ってるんですが
どうしても会期ギリギリになってしまって・・・
今年も会期の最終日に行って来ました
印象的だったのは
六甲山ホテル会場の作品かなぁ。
こちらは、 佐々木愛の「ふたたびの森」
一見、わかりづらいのですが
砂糖でできている白い絵です。
少し角度をつけて見てみると・・・
なんとも幻想的な不思議な質感が
とても印象的でした。
そして、同じく六甲山ホテル内に
展示されていたのが
船井美佐 の「森を覗く 山の穴」
鏡を切り抜いて、絵を描いているような
そんな作品でした。
天井に近い壁の上の方にも
こんなところにも・・・
この船井さんの作品はホテルのすぐ前にある
池の周りにも展示されていました。
自然の中にあるのは
また違って見えておもしろかったですねー。
森の中に鏡なんてありませんから
そこに光や手前の風景が反射して
独特な空間を生んでいるようでした。
そして、こんなところにも作品があります。
ここに展示されていた作品の中で印象的だったのは
ひびのこづえ「六甲の山の虫たち」
いやはや、なかなかのインパクト
虫じゃないのもいますが(笑)
でもなんだか吊られているのが
ちょっと可哀想な雰囲気もあったりして
ちょっと薄暗いケーブルのりばの建物の中で
ゆらゆら漂ってました。
おなか減ったーってことで
ランチは六甲ビューパレスにて
TONはビーフシチュー
私・朱晶は、限定メニューの
六甲枝垂(しだ)れカレー なるものを。
は? 六甲枝垂れ???
「六甲枝垂れ」とはコレ
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」というのが
正式名称らしいのですが
一本の樹をイメージしてデザインされた
大きなオブジェのような展望台です。
ここにも作品があるのですが
それはもう少し日が暮れてから。。。
次は、六甲山カンツリーハウスへ。
この丘を上がったところにあるのが
Hidemi Nishidaの「ガーデンスカイ」
木製のソファみたいな感じですが
かなり高い丘の上に、さらに階段を登って
この椅子に座ります。
この作品が公募大賞のグランプリを受賞していました。
他の方が座っておられるところを
後ろからパチリ
なんだかいい感じの写真が撮れました
ちょっとだけ、座った時の風景が見える感じ。
座ると、とっても気持ちいいんですよー。
高山植物園の温室の中にあった
西山美なコの「Untitled」も面白かったです。
薄い紙をレーザーカッターでカットして
レースのような模様がほどこされています。
温室の中に展示されているのですが
泡のようにも見えるし
暮れてきた陽の光とともに見ると
シルエットになって
少し幻想的でもありました。
この作品も面白かったなぁ。
Jomi Kimの「untitled -forest-」
全体で見ると分かりにくいのですが
アルミホイルを丸めて作られた
銀色の小さな球体の
質感と存在感が、森の中の雰囲気と合っていて
面白かったです。
よく知ってる素材なのに
という意外な感じもまた印象に残っていますね。
彼女の作品は他にもあったのですが・・・
この話はまたのちほど・・・。
さてさて、先ほどの温室の中にあった
レースのような作品の写真を見て
気づかれた方もあったかもしれませんが。。。
そう!やばい!!
日が暮れてきた!!
山の中なので、日が暮れると
もうビックリするぐらい真っ暗になるのに
まだ見れてない作品がっ
大急ぎで、六甲オルゴールミュージアムヘ
17時で閉まってしまうーー
急げ急げーー
と思ったら
まだ入って行く人がいる?
なんとこの日は18時までとなっていまして
なんとか最後の公演に滑り込みました。
明和電機の「DECAP EVOLUTION」
この後に見えている自動演奏楽器「DECAP」は
オルゴールミュージアムで1番大きなものなのですが
びっくりするほど大きな音と、色々な楽器が組み込まれています。
で、これを使って明和電気が
「天城越え」を演奏させるという・・・
ワタクシ、大笑いしてしまいました。
好きです。こういうの。
ヤラレマシタ。。。
その他にもオルゴールミュージアム内では
現代美術二等兵の作品がわんさか。。。
彼らの作品は、細かすぎて大笑い。。。
あ、うっかり写真撮り忘れてる。
好きです、ユルイネタ。
ご興味のある方は検索してください。
あ、明和電気もおんなじ傾向だなぁ。
いいのか?オルゴールミュージアム
このテイスト、知らないで来た人はビックリしそう。。。
いいのか?オルゴールミュージアム
そしてそして、オルゴールミュージアムの庭へ。
外へ出てみたら
きゃーーまっくらーー
それでも、果敢に暗闇へ突入
一瞬でも、なんとなくでも
見たのと、見てないのは違うっ!!
とは、言ってみたものの・・・
作品、どこ・・・?(笑)
(注意:田原唯之「盲目」)
えーっと・・・・野原?
(注意:Jomi Kim の「untitled -field-」)
あ、さっきみ見たアルミホイルの作品だ。
あー・・・昼間くるべきだね。。。
みかんぐみの「オルゴール庵」に至っては・・・
暗すぎて、ただの
ほったて小屋にしか見えーーーんっ(笑)
もお。どこ・・・それ(笑)
(↑TONです・笑)
だけど、真っ暗闇でも ちょっと楽しめたのは
大西康明の「六甲白景 1」
木の枝から伸びる白い糸は
接着剤なのだとか。
少し薄暗い感じを
どうやら元々狙っておられたようで
暗くなっても作品の良さが変わらなくて
いや、むしろ似合ってたかも、と思える作品でした。
そして、とっぷり日も暮れて・・・
六甲ガーデンテラスに戻ると
神戸の夜景が本当にキレイ・・・
戻ったのには、ちゃんと理由がありまして。
夜しか見られない作品もあるのです。
こちらは、田中健司 の「六甲光流2013」
六甲ガーデンテラスにある見晴らしの塔の壁面に
夜になると映像が映し出されます。
最近流行のプロジェクションマッピング
昔の六甲の景色などとも
組み合わせてあって
なかなか面白かったですねー。
プロジェクションマッピングって
下手すると、・・・・・・って
作品もありますが、これはなかなかだったなぁ。
途中、水玉やストライプなど
模様が出てくるのも面白かったなぁ。
向こうに見えている「六甲枝垂れ」も
ライトアップされていました。
両方見えるのも、また なかなか いい感じ
日が暮れてからの六甲山は
すんごい寒かったですが・・・
でもでも、やっぱり行ってよかった。
美術館や博物館も大好きですが
自然の中で訪ねて歩くアートも
またとても楽しい
これだけ歩き回っても
いつもならクタクタなのに
不思議に元気だったし
やっぱり自然の中っていいのかなぁ。
以上、秋のアートなお散歩レポートでした
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