and SOROR のブログ

すあき的 瀬戸内国際芸術祭の旅(超・長文注意)

こんにちは。朱晶です

瀬戸内国際芸術祭に行ってきた話を
TONがチラリとしてくれていましたね。

と、気がつけば、もう1ヶ月になろうとしています。
早いなぁ。。。

私のレポートもアップしなきゃ・・・

でも、語りだすと止まらない。。。

その上、写真も猛烈にある。。。

なので
厳選写真を中心に
ぽつりぽつりとご紹介・・・

それでも、それでも、
かなりの長文になりましたので

もうどうしようもなく お暇で
なぁんにもすることがない時にでも どうぞ・・・

     


今回は、アクセスの良さを重視したので
高松港を起点にしました。

高松港にあったのは
大巻伸嗣さんの「Liminal Air -core-」
8mもある2本のカラフルな柱

TONも言ってましたが
この柱が、なんとなく
「いってらっしゃい」
「おかえり」
と言ってくれるようで
なんだか親近感。

夕暮れ時も、なんだかいい感じ。


瀬戸内国際芸術祭は
多くのボランティアスタッフさんが支えておられまして

その名も「こえび隊」

こえびサン達に色んな場所で話しかけてもらったり
現地の情報を教えてもらったりしました。

そんな中でも高松に着いてすぐ
教えてもらったのが

「今、アラーキーのラッピング列車が
 高松駅に着いてるよ!」

おおお☆ホントだ!
タイミングバッチリ☆

しかも、こえびサンに
「駅の構内に入らなくても
駅の外側にある駐車場からが一番よく見えるよ」
と、教えてもらい、抜群のロケーションで
偶然、鑑賞。
これも旅の醍醐味。

ほほーと見ていると
ハッと気が付いた 

今、アラーキー列車の向こうのホームに
アンパンマン号も着いてない???
これってレア???
よくよく見ると、アラーキー越しに
カレーパンマンが(笑)

なかなか幸先のよい旅の始まり(笑)

着いた日は夕方だったので
高松港付近をウロウロ。
港周辺は様々なワークショップや作品展示、
ライブなどを開催していた
「高松港 アート工房-ベンガル島-」を見る。

西堀隆史 の「編編」と夕暮れ空。


明日はいよいよ島へ。。。



翌日は、女木島~男木島へ。

まずは女木島。
やっぱり港にならんだ
カモメたちはかわいくてステキ。
木村崇人の「カモメの駐車場」

「すあきさんも撮ってあげよう」
と、TONがカメラをかまえるも
なんでかしらんが、振り向く前に撮られた一枚。


船からも見えていた
ピアノから帆が生えたような作品。
小さく音楽も流れていました。
禿鷹墳上 「20世紀の回想」

この写真は
私が、ココからこの角度で!と指定。
シャッターを押す係 →TON(笑)


そして、男木島へ。。。

まずは、
ジャウメ・プレンサの「男木島の魂」がお出迎え・・・

青い空と、文字でできた屋根のコントラスト
そして、水面や床に映る影が
とても美しかったです。

ここは男木島の出発点。
案内所にもなっています。

この前でしゃがんでタバコ吸ってるオジサンとすれ違う。

ん? 見た事ある気が・・・

あー、会田誠だー

アーティストさんでした。(笑)
島に滞在されてたりするんですねぇ。
この方の作品のある
「昭和40年会男木学校PSS40」には
また後で・・・。

さて、まぁ、とりあえず、と
島をぐるりと回るイメージで歩き始める。


私が作品として結構気に入ったのは
これ・・・

高橋治希の「SEA VINE」

陶製の植物が部屋の中で
潮流を作っているような
そんな作品。
花や葉っぱの1つ1つには
島の風景が描かれていました。

とても見入ってしまうような
そんな作品だったのだけど
私のウデの悪い写真では
その雰囲気が映らないのが残念
自分の目で見なくちゃ分からないなー。

その他にも印象的だったのは

蔵の中で展開されていたインスタレーション
栗真由美 の「記憶のボトル」

写真で見てたよりも
ずっとずっとステキでした。
うむ。自分の目で見なきゃ分からない。


これも、とても好きで気に入ってたんだけど・・・
角文平 の「AIR DIVER」

入り口の看板もいい感じ。
チラリと映り込んでいるのは
瀬戸内国際芸術祭の青と白の のぼり。
これは、いろんなところで
目印になってくれてました。
で、角文平 の「AIR DIVER」

どういう作品かは全然伝わらないけど
なんとなくいい感じの写真(笑)

男木島と海の風景をモチーフにしているのですが
その雰囲気がなんとなく伝わるかなぁ。
窓の外の風景とオブジェとの関係性が
感じられて、好きでした。
これは結構ゆっくり見たなぁ・・・。


コチラは、次の作品。
この入り口の看板もステキでした。

TONがちょっと映り込んでますね。

これまた、写真は残念極まりなく・・・

石塚沙矢香 の「うつしみず」

水平線を定めて、それより下に
島で集めた古い道具をを吊るして
海に映る島々を表現。

ここは、あまり時間がなくて
ちょっと残念・・・
もう少しこの空間にいたかったなぁ。
とても印象的で好きな作品でした。



さてさて、そんなこんなで男木島よサヨウナラ

帰りの船に乗ろうと見上げる島は、とてもキレイ。
ジャウメ・プレンサの作品も、バイバイ。

あ、向こうから走ってくるのは
かき氷を買って、船に乗り込もうとする
TONさんです(笑)

男木島は、でも本当に楽しかったなぁ。
お昼に食べたタコの天ぷらとお味噌汁が
超・美味だったり。
会田さんたちの昭和40年会の
「男木学校PSS40」に行って
入学証と出汁醤油もらったり。
途中で島のオジサンたちに
「すきなだけ、そこのトマトもいで行け」
って言ってもらって
遠慮なく大喜びで(笑)
手のひらいっぱいのプチトマトをもらって
食べながら島を歩いたり。


実は、女木島・男木島は本当に暑くて
バテまくり・・・(笑)
(かき氷は瞬殺でした)

でも、少し名残惜しくて
また来たいなぁ。




そして、翌日。


最終目的地の直島へ。


直島では自転車を借りまして
島中をちりんちりんと走りました

いやぁ、これが快適快適

すんごい気持ちよかったのです

で、まずは地中美術館。
でもでも入館が制限されていて
2時間半待ちというのを聞いて、断念。

その代わり、自転車を楽しもう
ということで、地中美術館や
ベネッセハウスミュージアムを迂回して
裏側の山道を走り抜けました。

いやぁ、電動自転車にしててよかった(笑)
でなきゃ、山越えなんてあり得ない

瀬戸内海の景色を楽しみつつ・・・
山の上からベネッセの敷地内の
野外彫刻をチラ見しつつ・・・

李 禹煥 (リ ウファン)の作品か?!(笑)

山道を下ってくると

あー草間弥生の「南瓜」だー

山道を下ってくると
だんだん「南瓜」が近づいてきます。

あまり人が下ってくることのない道を
自転車で下りてきた私たちに(笑)
管理事務所の案内してるオジサンが
「こうしたら面白い写真だ撮れるよ」
と取ってくれたのが  コチラ

手乗り「南瓜」

おお!では!
とオジサンを真似っこして

「南瓜」をつまむTON
(撮影:朱晶)

実際はとても大きいんですよー(笑)

なんといっても、このロケーションと
その存在感は絵になります。
草間すごいなぁ。。。

その後、宮浦地区へ 

「家プロジェクト」を中心に。
こちらは常設のアート作品。

基本的に写真はNGのものが多かったので
ほとんどありません。
芸術祭の最中でちょっと賑やかすぎて
作品を楽しむ雰囲気としては
ちょっと残念だったかなぁ。。。

帰り際に
大竹伸朗 の「 直島銭湯 I湯」を見学。
実際に入れる銭湯なので、人もいっぱい。
私たちは時間もないため、
最初から入る予定は無かったので
銭湯の周りをウロウロ。

そしたら、銭湯のスタッフのオジサンたちが
何やら話しながら通り過ぎてゆきまして・・・

パチリ

いい後ろ姿だ(笑)


そんなこんなで瀬戸内国際芸術祭の旅。
旅行って結構久しぶり。

スケジュール的にも
体力的にも
ちょっと無理して行ったのだけれど
でもでも、やっぱり行ってよかった。

TONと2人だから
気楽でもあるし
急な変更もアリだし
食べ物のシェアも問題ないし。
(アイスやかき氷をよく食べた・笑)

そして、やっぱりネットは発達しても
情報はいっぱい手に入れることができても
そのものの本当は
自分の目で見なきゃ分からない。

「自分の目で見なきゃ分からない」

この旅の最中に
何度この台詞を言ったか分からないけれど。

でも、自分の目で見るのは
大事だなぁ。。。と痛感。

はぁ、ホントに楽しかったなぁ。
同じ瀬戸内海に面しているのに
全然違う風景、風、海、山。。。
今度は、冬に行きたいなぁ。。。。

以上、朱晶の瀬戸内国際芸術祭レポートでした。

    
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