私が なんだかバタバタしていて
TONに任せっきりだった このブログ。
TONブログになりつつある?
ま、それもいいか?
とか思ってましたら
「and SOROR の ブログですよ」
的アピールをされました。。。
はい、スミマセン。
ネタはいろいろあるけれど
アップできてなかったので
久しぶりにワタクシすあきの
ミュージアムへ行こう! です。
梅雨に 入りましたね
入った途端、このすっきりしないお天気。
お見事です(笑)
そんなすっきりしない梅雨の夕方に
この展覧会を見に行ったのです
大阪歴史博物館で開催中の
特別展「幽霊・妖怪大全集」
金曜は夜8時まで開館しているので
この時間を利用して行ってきました。
この展覧会、そもそもチラシに
「YKI48総選挙 開催決定!」
(妖怪48?)
とかなんとか書いてありまして
なんとなく、そこからもノリがうかがえる・・・。
すでに行った人の反応を見ていても
だいたい想像していたのですが
なるほどなるほど、と。
入り口はいきなり大きな暖簾がかかっていて
コーナーごとに、空間を分けていました。
これをくぐって入ってくわけですね。
空間を分けているので
ちょっと暗くて閉塞感もある?
なんだかムーディーな空間になっていました。
この展覧会は福岡市博物館の所蔵する
日本画家・吉川観方の妖怪画コレクションを
中心に展開されているものでした。
展覧会前半では幽霊が中心。
幽霊の絵って、明治・大正と新しくなってくると
なんだか漫画のようになってくる印象を受けました。
あっさりしすぎているというか・・・
ある程度「幽霊」というもののイメージが固まっているというか・・・
見ていて面白かったのは
やはり江戸時代の浮世絵ですね。
芝居の絵なども多かったですが
その荒唐無稽さと、大胆さが魅力的だなーと。
この頃の想像&創造力には圧倒されるものがありますね。
ま、結局このあたりが好きなのかもしれませんが(笑)
今回の目玉的な1点はこちら
写真、右側の伝 円山応挙 筆「幽霊図」
サインなどはないのですが
「応挙 筆」と伝えられている作品です。
この辺りのイメージが、後々に影響してゆくのだなぁと。
展覧会自体もそうした構成になっていましたし
そう思わせる作品でしたね。
ちなみに、写真の左側は
伊藤若冲 筆「付喪神図」
「付喪神(つくもがみ)」とは
長く使われて古くなった道具に魂が宿り
お化けになってしまったもののこと。
臼や琵琶、茶釜などがユーモラスな姿で描かれています。
この作品も面白かったですね。
背景をこれだけ黒く塗りつぶしてしまって
墨の陰影で表現されている付喪神たちの
なにやら怪しい雰囲気が
暗闇の中でゴソゴソうごめいているような。
目を引く作品でした。
今回の展覧会に出ていた吉川観方の妖怪画コレクションは
個人的に、以前関わったことのあるコレクションなので
ちょっと懐かしさもあって
久しぶりの再会が嬉しかったです
でもでも、見た印象ってやはりその時々で変わるものですね。
もちろん、展示の仕方や、周りの作品との兼ね合いでも変わりますが
自分自身の見方も変わっていたりして
そうした変化を感じられるので
作品との再会は、なかなか楽しいものです。
この大阪歴史博物館の
特別展「幽霊・妖怪大全集」は
6月9日(日)までとなっています。
気になる方はお早めに~
さてさて、今回の展覧会
内容からいっても
どうしても見ておかなきゃなーというものだったのです。
なぜかと言いますと
7月に、またまた
アートなお話をさせていただくのですが
そのテーマが 「幽霊」
以前にもご一緒させていただきました
講談師・旭堂小二三さんのイベントに
おじゃまさせていただきます。
講談は、合戦や歴史上の人物にまつわるストーリーを
独特の節回しで語る、という話芸の1つです。
その講談の中でも、怪談ものは人気のあるジャンル
今回は夏の開催ということで
「怪談と幽霊画」が テーマです。
小二三さんの講談にあわせて
私は絵に描かれた幽霊をあれこれご紹介しようと思っています。
ご興味のある方はぜひ!!
「旭堂小二三の講談会だけどいろいろやってみよう!
~怪談と幽霊画~」
日時:2013年7月31日(水)19時 開演 (18時半 開場)
場所:大阪梅田 ハービスPLAZA 5F
料金:前売り\1200 当日\1500
お問い合わせは、私・すあき か
and SOROR まで
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