すっかり冬らしくなってきましたね。
朝ベッドから出にくい季節です(笑)
先日、兵庫県立美術館へ行ってきました。
「榎忠展 美術館を野生化する」という
特別展を見たかったからです。
(すでに展覧会は終了しています)
榎忠(えのきちゅう)さんは
奇抜なパフォーマンスや
鉄などの素材を用いた作品を制作したりと
表現の幅の広いユニークな作家さんです。
彼のこれまでの活動を振り返るような
内容になっている この作品展に
行きたい行きたいと思いつつ・・・
ようやく、会期終了間際
滑り込み気味で行ってきました(笑)
行く途中に見つけて
「わ!」と思ったもの
「感動、確実。」
阪急王子公園駅から
兵庫県立美術館までの道を
ミュージアムロードと言うのですが
この道沿いにイチハラヒロコさんの作品が
フラッグとしてずっと美術館まで案内しているのです。
で、到着すると・・・
「出会うときは、出会う」
おもしろいですよねー。
で、美術館の屋根には
大きなカエル
このカエルも、もちろん作品なんですよ。
オランダ人アーティスト
フロレンティン・ホフマンさんの作品なのです。
2009年に開催された「水都大阪」の際に
登場した大きな黄色いアヒルをご存知でしょうか?
あのアヒルの作家さんです。
兵庫県立美術館の建物は
ちょっと暗い感じがするので
こういう明るい作品が逆によく見えて
いい感じですね。
美術館に入るまでも楽しめるのって
好きです
さてさて、本題の「榎忠展」ですが
感想はシンプルに
行ってよかった!!!
見てよかった!!!
彼の作品は知っていましたが
こんなにたくさんの作品を一度に見たのは
初めてでした。
並べられた たくさんの銃。
でもこれは本物ではなくて
鋳造された銃。
そして、廃材から作られた大砲や
無数の薬莢の山など
その強いメッセージ性に圧倒されました。
また同時に、鉄や金属などの素材の持つ力を
とても感じる作品でした。
私はアートが好きです。
美術館やギャラリーで
私の心をノックするような作品に出会えると
普段、使っていない自分の中の
感覚がムクムクと目を覚ますように感じます。
そうすると
少しドキドキして
心が冴えてくる感じがするのです。
自分の中にある気づいていないことに
気づかせてくれたり
心をリフレッシュさせてくれるような
そんな効果がミュージアムには
あると思っています。
作品や作家についての知識や
難しい理論などではなくて
自分の心を真っ白にして
見て感じたことを楽しむというのでしょうか。
そういう時が
とっても心地よくて楽しくて
すきな時間です。
そんな心地よさを感じながら
美術館を後にしたら・・・
またもやイチハラヒロコさんの作品。
ちょっとやられた感でした(笑)
兵庫県立美術館のHPで
この「榎忠展」の紹介をしているページがあります。
ご興味を持たれた方はコチラもご覧ください
兵庫県立美術館「榎忠展 美術館を野生化する」特別サイト
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