今年もゆるゆるやっていきますよー
ブログのミニ企画「ミュージアムへ行こう!」
今年1回目は コレです
奇想の浮世絵師による江戸案内
歌 川 国 芳 展
幕末に活躍していた浮世絵師
歌川国芳を紹介する展覧会が
神戸・元町の大丸神戸店9階にある
大丸ミュージアム神戸で開催されていました。
(※展覧会は終了しています。1/16・水~1/28・月 )
実は「しか展2」の搬入の前に
TONと2人で行ってきました
ワタクシ、結構「国芳」好きなのです。
(アートの好みバラバラだなー、統一性ナイなー・笑 )
上の写真は入り口の看板ですが
この下の方に人の格好をしたネコが
いっぱい描かれているのが分かるでしょうか?
国芳ってネコ好きで有名で
ネコを描いている作品が結構あるのです。
その他にも擬人化した動物って時々登場するんですが
これが結構コミカルで面白いんです
こうした洒落っ気や滑稽さが
なかなかに楽しいんですよー。
美人画や風景画もいいものが多くありますが
こうした感じのものも楽しくて好きですねー。
そして何より私は国芳の
こういうのが好き
(画像:大丸ミュージアム神戸HPより)
この作品は滝沢馬琴の「椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)」の一場面。
源為朝が暴風に襲われ難破しかけたところを
讃岐院(さぬきのいん)こと崇徳天皇の加護により
烏天狗と巨大な鰐鮫(わにざめ)によって救われる、というシーン。
3枚続きの画面にドドーーンと
巨大魚を描いてしまうダイナミックな画面。
その迫力も すごいのですが
大胆な構図でありながら
うねる波の様子や魚の鱗まで
細かい描写も見応え充分
こういう国芳の冒険奇談ものを題材とした
作品が好きなんですよー。
昨年末に行った大阪市立美術館の
「北斎展」もそうでしたが
浮世絵って、画面が小さいんですよね。。。
(当たり前なんですが・笑 )
で、描写も細かいので
じーーーーーーっと見る
で、疲れる(笑)
「この後、搬入もあるし(コチラが今日のメイン)
サラっと見ようねー」
なんて言いつつ、
ついつい一生懸命見ちゃうわけです(笑)
でもね、それはやっぱり作品のチカラなんですよね。
見ているうちに引き込まれてしまう。
今回の作品展には今度、私がさせていただく
アートなお話「日本美術に描かれた暮らし」で
取り上げようと思っている作品も出ていて
ゆっくり見ることが出来てよかったです
本などの写真ではなくて
やっぱり本物を見るのは違いますものねー。
皆様も機会があれば、ぜひミュージアムへ
足を運んで、本物に触れて見てくださいねー
さてさて、次はどのミュージアムに行こうかなぁ・・・。
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