and SOROR のブログ

天文→文博

現在「子午線を創造する」展を開催中の
明石市立天文科学館へ行ってきました☆



この作品展をきっかけに天文科学館へ足を運んでくださっている皆様
ありがとうございます!!

そして、プラネタリウムはご覧になられたでしょうか?

明石市立天文科学館のプラネタリウムは
先月、稼働20000日を迎え
国内で稼働中のプラネタリウム投影機の中で
最長寿です!
大事にされてる証拠です!

で、私ももちろん見てきたわけです。
昨日は稼働から20042日目。
稼働日カウンターがプラネタリウム投影機の台に付いてます☆

明石市立天文科学館のプラネタリウムは
最長寿もすごいですが
解説が肉声解説で、操作も解説員が直接行うというところも
みどころのひとつだと思います。

同じ内容の投影でも
解説員さんによって様々な角度から解説してくださいますし
その日のお客様の雰囲気によっても変わり
いつも違った楽しみ方ができるのです。

そして昨日は、ずっと聞きたかった解説員さんの投影!
ひゃっほーぃ!

男子校の高校生の団体さんと一緒で
なかなかに賑やかだったのですが・・・(苦笑)
おかげで、こちらも少しぐらい話をしても気にならず
楽しみました。

心地よい投影で、新しいことも知れて
とっても満足。
ありがとうございました。

ちなみに、後ろの席のお客様は
1人熟睡プラネタリウムを楽しんでおられました(笑)




さて、いつもはまったり楽しむ天文科学館を
早めに切り上げ(といっても2時間半ぐらいいてしまった)
お次は、明石市立文化博物館へ。

明石のミュージアム、はしご。

現在開催中の
「高橋由一から藤島武二まで
 日本近代洋画への道
 ー山岡コレクションを中心にー」
に行ってきました。



いや、まぁ、正直・・・地味ですよね。うん。
このチラシ見て
「うわ!おもしろそう!行こう!!」とは・・・
なかなかなりません、よね(苦笑)

けどね、とても興味深い作品展でした。

江戸時代後期から明治頃にかけての作品で
ちょうど西洋絵画が日本に入ってきた頃のもの。

少しずつ影響を受け
少しずつ変化してゆく様が感じられました。

日本画なのに、構図が西洋っぽい。とか
獅子じゃなくて、ライオン!とか
油彩なのに、間の取り方が日本っぽい。とか
あぁ、ヨーロッパに留学って
もろに印象派の影響を受けてるんだ。とか
そして、後半になればなるほど、
現在の日本の洋画に向かってゆく
時代の流れ、日本の絵画の流れを感じました。

私、この時代のこと、全然知らないのです。
朱晶さんの専門も江戸ぐらいまでなので
あまり話を聞くこともなく・・・。
この作品展のおかげで近代の流れを少しだけ知ることができました。

それにしても、チラシにもなってる
高橋由一の「鮭図」。
板に直接描いてるのですが
この板目がいい感じに鮭の身に質感を与え
リアル鮭が板に乗ってるみたいに見える(笑)
この鮭は、半身がほとんどありませんが
もう少し身があるもの、ちょっとだけ身がないもの、
などバリエーションがあります(笑)
隣の「鯛図」もよい感じでした。


父がね「これ、面白かったから行ってきたら?」
なんて言ってまして、
うん、確かに。

父が「行ってきたら?」というものには
ちゃんと理由があるのです、いつも。
その理由まで言ったりしないですが、勧めてきます。
なので、そういう作品展はなるべく見に行くのです。

うん、今回も、行ってよかったです。
お父さん、ありがとう。
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