一閑張りの籠

１１月２４日

昨夜の冷たい雨は、山沿いは雪だったようで
遠くに見える石鎚山が白くなっていました。

松山は晩秋の静けさ。って感じです。


さて、今日は
朝、入荷した「一閑張りの籠」の事です。



竹の籠に古い和紙を張り重ね、最後に柿渋で色をつけるのですが
この「柿渋」の液が結構強烈なにおいがします。
「無臭液」が販売されてますが、それでも匂います。

たとえると「銀杏の匂い」が近いかなっ？

それも１個の入荷じゃないから・・・
結構強くなります。

という事で、きなこ事務所は朝から「銀杏の匂い」が充満しているのです。


「柿渋」は太陽の光で、時間とともに色が変わっていくので
古いものは渋いこげ茶になります。
こうなると良い色なんですよ～。

これからお日様が当たるところにおいて、良い色になるまで匂いは我慢です。
今日は天気が悪かったので事務所の中だけど、天気が良かったら外に出します。

明日は晴れますよーにっ
＆
晴れの日が続きますよーに