倍返し

ど〜ん！アツミです

しかし、ここの部屋は良く虫が出ます田舎の虫はデカいです。ここは佐賀じゃありませんが、はなわさんの言う通りです。そのかわり、日中、外では賑やかな花の周りを色々な蝶々が飛び交い、お茶刈り機の音が聞こえる。春ですこんにちは！

先日、私の具合を心配して、お友達が電話をくれました。話を聞くと、お友達自身もかなり厄介な病にかかり、今年初めまで何ヶ月にも渡り長く入院して今療養中だから、現在療養中のアツミと気持ちを分け合えると思って、直接お話ししようと電話した、と。

私たちはその電話で、お互いの病の話は少しで、ほとんどたわいない話で笑って。お互いが大好きなお笑いの話や、今期のテレビドラマの話、そんなことで焦っていた気持ちや悔しい気持ちを一時だけ忘れ、気分が明るくなった。笑いすぎて身体に響いたw

私は、ハッと思ってね。

自分がかなりきつい時に、友達を心配して励ましの電話ができるだろうか？と。自分は、己の闘いだけで精一杯で出来ないなと。

それにアツミはコミュ障寄りの人間で、そんな時、友人の大病に対してどう対峙したらいいか分からず、電話で連絡する勇気すら持てないだろうと。

だけど、そのお友達は電話をくれた。お友達自身、病気でキツい中を。

アツミは友達は少ないけれど、本当に良き友に恵まれているなとつくづく思う。

東京から静岡に引っ越す時も、泣いて寂しがってくれたIちゃん、静岡に引っ越したら喜びに喜んでくれて、ケーキにお弁当に入院前に節分の豆まきをやるためと、豆とお面まで持って私の家に届けてくれた静岡のお友達、私の分まで東京で、真心ブラザーズのライブに参戦し、その楽しさを伝えてくれるちょ〜さん、、などなど。

物事なんでも、出た結果は変わらない。泣こうがわめこうが変わらない。だったら笑っている人生の方がいいに決まっている。解っていてもアツミはなかなかどうして強くなれず、なかなかどうして、卑屈になるというか、弱虫というか。。。

お友達は「また電話してもいい？またするね。」と言って電話を切った。

"また電話してもいい？"の一言、なんというか、凄いと思った。

電話を切って、自分から見えていた世界はまだまだ本当に狭すぎたと思った。甘かった。つくづく恥ずかしかった。もっと強くならないと。　

そして、そうやっていただいた優しさは返したい。そのお友達へ、また、自分の周りの人へもその優しさを送っていきたい。常に倍返しを意識したい。その気持ちは忘れずにいたい。

強くならないと。強くないと人に優しさを送ることはできない。

そして、"今"が大事だと。

先の事を考えると不安になる。なのでそれはひとまず置いておこうと。今が1番リアルで大切。常に今を、1日1日を乗り越えていくことを考える。そしたらそれが重なって、その先の時が来ると。その時は、逢って爆笑し合おうと話した。そんなお友達を持てたことがありがたい。

今は3歩進んで4歩下がっちゃう日もたまにあるけれど、それもそれ。カタツムリにも追いこされるほどの速度だけど、身体の状態は前進している。語弊があるかもしれないけれど、とりあえず、今は目標は持たないことにした。今は1日1日、リハビリをしっかりやり、ご飯をしっかり食べ、良く眠る。これが重要だと。そして、斉藤和義さんの音楽を聴いてテンションを上げる。これが重要だとw