今日、アツミが電車に乗っていると、隣りに座っていた綺麗なお姉ちゃんが眠りに入っており、アツミの肩にもたれて来た。萌えぇ
じゃなくてだ、こう言った場合の対処が、毎回どうしたもんかと考える。しかしさんざん考えても、結局アツミは特に何もせず、そのまま放置する方向で処理する場合がほとんど。心の中は若干乱れつつも、自分の小心な性格に勝てず、何も言えないからだ。しかし今日の場合は、綺麗なお姉さんだったし、そんなに心乱れることもなかった。ゆえに通常の放置として処理した。(って明らかに不平等発言。いや、やっぱり正直、異性だとビビる…。ごめんなさい。)
こう言う時、一番憤慨に思うのは、こちとら迷惑に思ってても、相手は気持ちよく寝ているという点である。しかし仕事で疲れているのだろうと思うと無下にも扱えない。反対に、自分もそういう現象を気付かぬうちに今までに起こしている可能性もあるのだし、自分だけが、もたれてくる人物に反抗しても良いのだろうか?とも考えたりする。
だが、先日、もんの凄い状態を目撃した。アツミの前に座る中年のサラリーマンの隣りに座っていた、これまた綺麗なお姉ちゃんが、おもっきり白目を向き、口を開け、足を閉じる力も失せ、サラリーマンにもたれるどころか、サラリーマンがよけた拍子にその背中と座席の間に頭が入り込み、完全に爆睡入っていたのである。
いくら綺麗なお姉ちゃんでも、さすがにサラリーマンの心情を察するにあまりある感じで、見ていて痛々しい程であった。サラリーマンは座席に座りながらも、背中を座席につけることも出来ず、かといって立ち上がればお姉ちゃんがさらにヤバい体勢になりかねず…。サラリーマンの表情は戸惑いから、みるみるうちに怒りの表情へと変化していった。
と、電車が停止信号で急ブレーキ!サラリーマンに神から救いの手がっ!お姉ちゃんは若干起き上がって薄目を開け、少し体勢が治った。サラリーマンは安心して座り直した。とお姉ちゃんは反対側の人に3秒でもたれかかった。それを確認したサラリーマンは、ほっと安堵の表情に変わった。
その何分かの時間でも、仕事帰りのサラリーマンの疲れた心に、さらにダメージを与えたに違いない。悔しかったに違いない。本当はサラリーマンも座席で寝たかったに違いない。そんなことを考えると、実は小さな問題では済まされないものがある。これは自分も気をつけていかねばならない重要な問題かもしれない。
などということを、今日お姉ちゃんにもたれられている間、考えた。そしてそういうお姉ちゃん程、自分の降りる駅になるとむっくり起き上がり、乗り過ごすことなくきっちり降りていく。と思ったら案の定、アツミにもたれていたお姉ちゃんもむっくり起き上がり、恐らくは乗り過ごした様子もなく降りていった。
このモヤモヤをどうしてくれようか!!ちくしょ~!
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