今日のブログは、とても嬉しかったデジャヴの話。
2,3ヶ月前に見た夢の話。
もう二度と逢えない。あの人。白いスーツの似合うあの人。
私と友達は、黒い格子の壁で仕切られた喫茶店のような、食べ物屋のような所でお茶を飲みながら、あの人の楽しい思い出話をしている。「あんなこともあった、こんなこともあった」と笑いながら。あの人がそばにいるとも知らず。
星になったあの人は、自分のうわさ話をしている二人を、格子の外から覗いて微笑んでいる。「なんだよ、俺の話なんてしてさ~。」なんて照れ臭そうに、でもニコニコしてその様子を覗くあの人。それに全然気付かない私と友達。
そして、その夢と全く同じシチュエーションに昨日、遭遇。黒い格子の引き戸に仕切られた個室で、私と友達は、もう二度と逢えない白いスーツの似合うあの人の話をして。。。。
デジャヴに気付いて、友達に気付かれないように格子の向こう側を観る。なぜだかその格子の向こう側の席はずっと空いたまま、誰も座らない。すぐ隣りは座っているというのに。
その空いた席に手を振りたくなった。その席はきっと空いていない。
友達に、今デジャヴが起きていることを話した。
二人とも急に涙が流れて、でも泣き笑いで格子の向こうにいるあの人に手を振った。
やがて私達が席を立った途端に、格子の向こう側の席の座布団が、店員さんによって片付けられた。
気のせいのような、でも本当の話。気のせいのような、1年ぶりの再会だった。なんだかとても嬉しかった。
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