昨日の夜...
病院にいるくりちゃんをお迎えに行きました。
先生のお話・・
覚悟はしていました。
CTスキャンをしたフィルムから分かる症状のお話・・
レントゲンでも写らない所に、ちょうど心臓からちょっと上の
脊髄のまわりに腫瘍がありました。
その腫瘍が骨の一部を溶かして脊髄にまで入り込んでいたのです。
その腫瘍によっていろいろな神経を圧迫しているようです。
だから、おしっこがでにくくなっています。
手術するのには難しい場所とのことです。
手術して腫瘍を摘出したとしても
転移していたら・・・
病名の確定はしていません。
9月初め、くりは首を痛がっていました。
そのうち思うように歩けなくなり、
今は、全く歩けません。
抗生物質、痛み止め・・
飲んでもどんどん具合が悪くなっていきました。
くりの体の中で病魔がどんどん進行していたのです。
この間、やっと首の近くにしこりがあるとのこと・・
それでCTスキャンをしたのです。
ヘルニアだったら、今の薬でもなんとかなっているはず。
なのにどんどん動かなくなっている。
私も頭の中で「ガン」「腫瘍」
もしかして・・?
なんでもっと早く気がつかなかったのだろう?
涙がとまりません。
先生も非常に分からない箇所なので、
早期発見できないとのことでしたけど、
おそらく・・
末期ガンの症状です。
先生に、命はどれくらいか聞きました。
もって一ヶ月・・
私はくりのために何をしてあげればいいのだろう?
くりの苦しみを和らげるために、
抗ガン療法をしたとして・・・
手術したとしても危険な箇所です。
くりにとって一番いい方法は、何なのだろう?
父の最期の10日間は、ずっと寝ていました。
薬で寝ていたのか、分かりませんが、
寝たまま死にました。
肝臓がんでした。
まだ起きて話したとき、
泣きながら「いい人生だった・・」
そんなことを言っていた父を思い出しました。
その後、先生から家族全員に話したことを
脳裏に浮かべながら、
そばでくりちゃんが寝ている姿を見ています・・