コイツ、ナニ？

トモダチと飲み会

最初、ふつ～におもろ～だったんだけどさぁ～

な～んか、空気悪っ・・・で途中解散っす

ひとりが連れてきた女子、サイテ～



「みなさん、結婚してるんですか？子供さんは？」

はぁ～

いきなり、紹介のあとにこの質問？

んなの聞いてど～すんの？

あんたとカンケ～あんの？



結婚？メリットあればしてもい～けどっつってる、バッリバリ仕事してるひとり

眉毛がキリ

ぁあ～怒んないでよ～スル～してよ～

でも抑えたみたいで、気配感じたみんな、ほっ

「まぁ～そ～いうのは、おいおいっつ～ことで」

そいつ連れてきたヤツ、その場はごまかして

しばらくたのし～くやってたのにさぁ～

そいつ、しつこい

ひとりがコドモがいるって話したらしくてさぁ～

「えぇ～！コドモさんいるのに仕事してんですか？パートじゃなくてふつうに？かわいそうじゃないですか？コドモさん！」

聞こえちまったぞ、おい

な～に言ってんだ、おい

おめぇ～ナニ様だ、おい



あたしもそ～だけど、女子全員ふり～ず

んで、ぎろり～ん

最初ごまかしたヤツ、あわてちゃってんのな

「いやぁ～それはど～かなぁ～？」

なんだそれ

んで、いつもはお上品若奥様（実際、お手伝い＆運転手付きの奥様なんだけどね）怒らせっとハンパなく怖いっつ～女子、笑顔でやっちゃった

「あなたにカノジョのナニがわかるのかしら？ご自分の考えを押し付けるものじゃなくてよ。カノジョのお子さんとお話なさったわけでもないでしょう。おクチを慎みなさい。」

怖っ・・・・・・

しら～～～～～

し～～～～～ん



つまんねって思ったからさぁ～

「悪いけど帰るわ。美味しく飲みたいからさ」っつって席立ったら、他のみんなも「じゃ、そ～すっか」

んで、店変えて飲みなおし

「ど～でもい～からもう言わないっていうか、話題にすんのこれっきりにするけどさ。あの娘、頭んなかほぐれるまで誘わないようにしてほしいんだけど。酒も食事もマズくなるからさ。誘うんなら、あたしは呼ばなくていいから」っつったらさぁ～

「ayapyon、ぶちっっていっちゃうかと思ってびびったよ～」だとよっ

あたし、そんなことしないっつ～の



飲んでるとき、ヤツからお詫びメール

「ごめんなさいayapyonと飲めなくなると困るから、二度と連れて行きませんでも、まだスキなんでこっそりデートするのは許してください」

ベツにど～でもい～わ

あたしの視界にはいんなきゃね