覗きの趣味はナイ（きっぱり）

昨日眠れなくてさぁ～ちょい小山状態で、あたしに呼ばれるの待ってる（？）本たちから、１冊

　「窓の灯」青山七恵


第４２回文藝賞受賞作ざんす
あの１５歳の三並夏「平成マシンガンズ」と同時受賞だったから、こちらは影が薄くなっちゃって残念
ちなみに、「平成マシンガンズ」は・・・
まぁ～あっちゅ～まに読める内容だったね
あたし的には、「窓の灯」のほうが、ぜ～ったいお好みよ～ん

主人公は大学も辞めちゃって、ナニしたいんだか自分でもわかんない状態のオンナのコ、まりも
んで、なぜか、とりあえず喫茶店で住み込みなんだな
でもね、向かいの家のことがミョ～に気になって、覗き見しちゃう
その部屋のオトコ、オトコのカノジョ、部屋の中での出来事・・・・・
覗き見しながら、イロイロ想像っていうか妄想
ついには、部屋の前まで行っちゃうのさっ（おいおい！）

実は、喫茶店のオーナーミカド姉さんのことも覗き見
隣の部屋でＨしてる姉さんの様子、じ～っと伺ったり
Ｈだけじゃなくて、お店でも眼を離さない状態

まりもは、なんで覗くのかなぁ～
他人の生活に興味はあっても、ふつ～そこまでしないよね
自分が不安だから、他人と比べて安心したい？
他人の人生で疑似体験？？
でもね、覗きはまずいっしょ　やっぱ
自分の知らないとこで、ダレかが勝手に入り込んでるって気持ち悪っ
実際、部屋に入るってことじゃなくても、結果そ～いうことじゃん
まぁ～あたしは他人の生活覗き見するより、自分のことでいっぱいいっぱいだから、ありえないけどね（爆）

夜の街、揺れるシルエット、男と女
そして、覗き見する若いオンナ
う～ん、なかなか色っぽい作品ざんす
読んで損はない・・・・・・・・・・・・・・・・かも
（好みの問題だかんね）