予定時間ピッタリにやってきた母親
ダーリンと久しぶりの挨拶もそこそこに
「では、始めてください」
同行の弁護士さんに任せて
自分はおウチ探検してんの
書類の内容は了解済みの物ばっかだったけど
それでも質問したり、確認したり
こっちはサインしてんのに
「随分とインテリアが変ったのねぇ」
なんて言っちゃって
相変わらずマイペース
後ろに着いてったジョージ撫でたら
ガルガルされて、えっ・・・
さすがに、ちょっとショック受けてたわ
1時間くらいで全部終了
ダーリンが渾身の台湾カステラ変化球バージョンと
美味しい紅茶用意してくれたのに
「ごめんなさい、この後予定があって・・・」だとよっ
そうくると思ったわ
「私の分も彼がいただきますから」
弁護士さん置き去りかよっ
ぁあ~だから車別々で来たんだ
慌てて帰っていく彼女を見送るダーリンと弁護士さん
で、カステラ食べながら急に思い出した
この人、母親の元カレじゃん
何年か前に、どっかで偶然会って紹介された記憶
でも、なんか違う?
名刺確認したけど、やっぱ合ってる
違和感の原因は年齢だけじゃないような
まぁ、元カレだろうが、仕事が出来るひとは活用するって徹底してるわ
ここは敢えて触れずにスルーしといたけどね
仲良し母娘的な会話一切なし
「仕事は順調?」
あたしにかけた言葉はこれだけ
ダーリン残念でした