ここにいるのにと言う話

夫の姉の家で

夫の親族が集まったとき

自宅用カラオケか始まった

夫側だけは盛り上がり

歌いたい人は歌い

夫が機嫌よく歌っていたが

ガヤガヤしてて

親族は片手間に聴いてる

その様子を

ダーレも聴いてないな〜と

夫がボヤく

でもね、そこにちゃんと聞いてた

私がいたの

私1人ちゃんと聞いていたの

でも

そこにいる人たちには

私は、見えてないの

いつだって

私は都合いいときだけ

存在してるらしい

夫の親が私をそう扱ったから

子供も同じことをするんだろうな

今に見てろよ

執念深いよ

そーゆー話も、あったっけ

なんのためにいるのかわからないのだが

料理って好きじゃない
面倒なことやりたくない

片づけたり、掃除したり

家事とかって、自分のためならともかく
主婦だから、やって当然
他人のために生きることが意味わかんない私には

できれば
もう消えてしまえればなと
ちょくちょく思う

私のいる意味なんかないでしょ

なにかしてもらえることもない
なんか
都合良い時だけ、家族とか言われて
私の気持ちなんか考える人もいない

結婚って
もうこの時代には、あまり意味ないんじゃないかと
いつも思ってる

夫に飼われてるような妻

家族のために、ずっと家事して
一生終わるなんて

自分の人生を、他人のために生きて当然とか
そんなふうに思えない私には

生きてることの意味がわからない


人の世話するために生まれてきたんじゃないのに

やりたくないこと我慢する人生なんか
いらない


親に褒められたこともない
話をすれば、否定されるばかりで

配偶者からは
誕生日のお祝いも、プレゼントももらったことない

何もやってもらったことない
こっちは
他人にやって当然って扱いなのに

自由になりたい

十分な生活費もなく、自分だけ親からの遺産とか
親が用意した養老保険５００万円とか抱えて

子供のためにも、何かしようとかいうこともしない

大事にその１０００万くらいの金抱えて
よぼよぼになって
人に世話してもらえるとか、思ってんじゃねーぞ


これが本音


何もしてもらってない相手に
一生尽くすとか、ありえないからね

そんなに人良くないし
てか、性悪だから

早く、自由になりたい

今に見てろよ

思い切り自分勝手で生きる

面倒なことも要らないし
つまらない日々も要らないし
我慢することも要らない

ひとりならば
気にすることもないことが
家庭にいると多すぎて
いい加減疲れた

他人だから関係ない扱いをされてきて

嫁だと言うだけでそこにただいる必要は
あるのか？

都合いいと「家族」「娘」
あとは他人だからいないと同じ扱い

もううんざりだね

息子の名前の保険の解約返戻金が
振り込まれたお知らせのはがきを

私に渡されてもねえ

あんたにも５０万くらいの返戻金が
入って、でも、使えないお金だからと
必要な支払いさえしようとしない

そこから息子に５万だけ渡してただけ


私は他人だからそんなものひとつもないのに
私のものではないお知らせなんか要らないんだけどね

奴隷になるために
奉公するために
私は生きてるんじゃないんだよ

次の人生があるのなら
絶対に結婚もしないし
面倒だから誰とも恋愛もしたくないし

ひとりで自由に生きてもいいし
生きなくてもいい

今すぐ解放してください

結婚なんかしても
良いことなどないんだから
子供にもそれを伝えておきたい
こんなふうに解放されたいと思う女がいるということ

誰もが一生を人のために生きるとは限らないこと

いやなものはいや
我慢の人生はもうさようなら

どうでもいいこと

心配事とか
気になることとか
考える時間がもったいない

節約の「もったいない」が大嫌いだけど
無駄な時間が「もったいない」

この先にどうなるのかを
ネガティブなことのみ心配して

将来に備えて倹約、節約
お金使わないで貯金するべし！って
お金出さないように

もったいないから安い方
もったいないから買わない
もったいないからやらない
もったいないから。。。

ってさ、何がもったいないんだろう
お金がもったいないって

どういう意味？

買えるお金があるのに
もったいない

出さないように減らないようにして
将来のため老後のために貯めて

その将来っていつだ
老後のためって何に使うんだ

老後に何できるのか、今わからないのに

将来のための備えってなんだ？

大金抱えながら
「もったいない」から我慢がまん
いつもいつも「もったいない」から我慢して
老後になって

そのまま終わるよ
大金の入った通帳を眺めてそれが幸せなら
それでいいけど

私は、そんな人生は要らない

アラさがしの達人

葬儀があったゴールデンウィーク

すぐに家を空けることもできなかったので
私は、夕方にやっと東京駅に向かったが
ＧＷの新幹線乗車率２００パーセントの事情を
初めて体験した

通勤電車に並ぶのと同じように
新幹線の自由席は、２番目に出る列車にも
大行列

指定席がその日はもうなくなり
並び方すらわからない中で自由席を求めて
ホームで身動きもできなかった

行きたい駅には停車しない列車もあるし、乗り切れない列車もある

その当日はとうとう乗れなかった
てか、ラッシュの中４時間半も立つとか
今思えば乗らなくてよかった

翌日の夕方にやっと着いたが

着いたとたんに

喪主の嫁が遅れて到着した謝罪の言葉を
言わされた

言えと言った配偶者に対して
この吊るし上げ死ぬまで忘れねえからなと
その時思った

なんで謝罪するのか意味わからん
お通夜には間に合ったが
嫁だからか

だから、日頃関わることもない
話したこともない向こうの親族のおばさんが
嫁の私の服装や持ち物について
配偶者の姉にいちゃもんつけていたんだ

到着してすぐに
人のアラさがしとか、暇で不幸なんだね

嫁だから、見下す風習なのかよ

まったくめんどくせーな


都合良い時だけ、嫁は家族
それ以外は、無視のくせに
ふざけんな

嫌な思いしかしてないのに
人を小ばかにしくさって

私は性格悪いので、良い人ぶることなく
思いきりいやな顔をしていた

配偶者には、何もわかるわけない
私はひとり、戦ってきたんだ

良いことはすべて、配偶者のおかげ
悪いことは全部、私のせい

そんなふうに扱われてきた私の気持ちなんか
あんたにわかるわけないだろ

私は絶対にこのままで終わらせないから

これからの人生
私は自分のために生きるから

私はあんたの奴隷じゃないよ

覚えとけよ