人前での説明

人前で話をするっていうのはとても緊張しますよね。特に目上の人や権威のある人の前で、しかも厳かな雰囲気であればあるほど場に飲まれてしまうということがあります。

私も仕事柄偉い人たちの集まる会議で説明することがあり、しばし私も緊張して失敗もしました。終わった後に、どうして回りくどい言い方になってしまい、簡潔に表現できなかったのだろう。と反省することも多かったですが、場数を踏んだこともあり、今ではだいぶ慣れてきました。

私の経験から大勢の聞き手の前で一番緊張が和らぐ方法はよく自分を見てくれて、頷いてくれる人を見ながら話すと緊張がほぐれます。それから、時間があれば事前に声に出してプレゼンしてみることもお勧めします。言葉に出すことによって、手持ちでこんな情報があればいいなとか気付きもあります。

そして最後に、説明する内容は一番自分が詳しくて、聞いているみんなはよくわかっていないから、教えてあげるんだ。という気持ちで臨むと意外とうまくいったりします。

人まで上がってしまって人。せっかく社会人としてスタートを切ったばかりの新入社員の皆さんのご参考になればと思います。

なぜこんなこと書いたかというと昨日朝の経営会議で説明することになっていましたが、地下鉄が遅れていて、なんと発表の5,10分前にぎりぎり到着し、心の準備ができないまま臨んだため、久しぶりに緊張したからです。

説明はおかげさまで、上手くいきました。