
毎年の文集にはそれぞれテーマがある(一年間取り組んできたその子たちのテーマかも)。今年のテーマは「まつくりおもいでどけい」。
文集製作の取り組みを通じて幼稚園時代を振り返る作業を年長さんは行うけれども、その切り口(仕掛け)がこのテーマと言ってもいいかもしれない。今回は時計という「時間」。幼稚園時代の「時間」を遡って色々と振り返る作業を年長さんは担任と一緒に行うことで、幼稚園時代との「決別」、「別離」の感情や心の面持ちを掴んでゆく。年表を作りながら幼稚園に入ったうめもも入園時代から直近のまつくりの発表会、お茶参観の頃まで様々な出来事をエピソードも入れながら出し合い、整理する。楽しい、面白い・・・もあれば、いややなあ、つらいなあ、しんどいなあ・・・という角度からのエピソードもあり、単なる思い出話ではないのがミソ。
テンポやリズムはその子その子。時間を操るそれぞれの時計をオリジナルの表紙に幼稚園時代のそれぞれの時間のエピソードが詰まった文集。幼稚園時代最後のお仕事を終えて、まつくりさんはいよいよ卒園へ向けてのカウントダウン・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます