あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

3月25~28日 東北の旅 

2012年09月24日 | 日記
震災一年を期して、男性保育者たちで、岩手、宮城、福島の東北のボランティアに出かけた。題して「きぼうのうた」プロジェクト。宮古市、石巻市、南相馬市の被災した保育園、幼稚園を巡る旅・・・・。

男性保育者たちの一芸を組み入れた寸劇は、「おむすびころりん」のお話を土台に据え、お話の中にお手玉、剣玉、手品、皿回し、ストンプ(バスケットボールを使ったリズム打ち)、そしてウクレレの生演奏、「マルモリ体操」など織り込み、最後に「きぼうのうた」をみんなで大合唱する・・・というもの。石川の子どもたちがうたう「きぼうのうた」のビデオレターのプレゼントも組み入れ、時間があれば皿を回して遊んだり、海辺散歩にいったりなどの交流も。また被災地(園)の現状を現地の人に聞き、震災時の状況や対応などの見聞も行った。

一癖二癖の男性保育者の面々、寸劇も様々な脱線あり、アドリブあり、裏芸ありで、笑いも満載。練習実質二日でそれぞれの一芸もここまでくるとさすが保育者だよねえ。



「きぼうのうた」を届け、子どもたちに笑顔あふれるひと時を求めての旅で、実際には元気いっぱいの子どもたちとの邂逅を得て、希望と生きる力を得たのは実は私たちだったのかも・・・。繋がりを大事にまたこれからも被災地の子ども達、園へ再訪する機会を持ちたいものだ。
研修としても被災地の現状を知り、子どもたちに保育者としての協同作業と矜持?を見せ、男性保育者同士の絆も深まった模様。参加者それぞれに有形無形に心に感じ、記憶に残る、これからの保育のみならず人生への糧となる旅(研修)ではなかったかな・・・。

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