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自然に割れる卵の怪…

2020年08月06日 17時08分00秒 | 日記
それは突然だった。

冷蔵庫の上段に置いてたパック卵をドアポケットのケースに移そうと出した時の事。

「はっ!」

嫌な予感。
慌ててパックを下から覗く。

「…マジか」

液ダレの後。パックを開封してみると、やはり卵が割れている。買った時に割れたのかと落胆。

もしかして!?

一緒に買った卵パックを確認すると、こちらは何と3つも割れているではないか。

「何てこった!」

近くにいたチィさんを睨む。何故って、彼が卵を運んだ当人だから。

「一杯、割れてたよ!」

一触即発だ。

勿体ない…。
割れてすぐなら使えるけど、買ってきた時に割れてたならアウトだな…。クソー…。

一つゴミ箱に捨てる。
が、更に残った卵を棄てる罪悪感…

無理だよな〜

そう思いながらも、一応割って確認してみようかヒビに爪をかけてみる。

「?」

何か感触が変?
ガリっ?

更に殻をめくってみる。
何だこれ???!

全部剥いて驚いた。


卵が凍ってるでわないか!Σ(・□・;)

どういう事?

冷蔵庫の上段に入れてたのに、卵が完全に凍っているじやないか。ざわつく二人。

て事は、運んだ時に割れたんじゃなく、凍る事で膨張して自然に殻が割れたと想像。マジでか?!

これ、食べれるの?

一応調べてみると、「冷凍卵」という物がヒット。これは、わざわざ卵を殻ごと冷凍庫に入れて凍らせ、卵がけご飯にして食べるという物。それが、自然発生したというわけか…笑

でも、やっぱり「生で食べる」ってのには抵抗があるので却下。とりあえずそのまま冷凍庫に移して考える事に。

それより何より、言われもない濡れ衣を着せてしまったチィさんに謝罪。

「すみませんでした…」

「濡れ衣や〜」

と言うも、怒った様子もなく笑

こうして、「自然に割れる卵の怪」は閉幕したのでした。チャンチャン。





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