豆犬_幸せになあれ2

ARChからお預かりしたワンコのブログです。

読書の秋「犬たちをおくる日」

2009年11月10日 11時40分00秒 | ノンジャンル
「犬たちをおくる日-この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」今西乃子著

愛媛県動物愛護センター。犬たちの命を救うため、日々奮闘する職員の日常を追いながら、「命」とは何なのか、その重さを考える。

「ポロ&そら、ふざけてちゃだめよ~」

印象的な部分を、書き出してみます。
職員さんが、センターに訪れた人に話しています。

○犬は飼い主で変わる。ええ犬になるんも、アホな犬になるんも、飼い主しだいじゃけん
○犬は飼い主を選ぶことができん・・・・・
○犬を幸せにする飼い主
○"飼いたい"と"飼える"は全くちがいます。犬のために、"犬を飼わない"という選択
○ある面、人間の子どもと同じですが、人間の子どもは、やがて自立します。でも、犬は一生、その生涯を閉じるまで、飼い主が面倒をみてあげないとだめなんです。それだけに"命"に対する責任は大きいでよね

ほかに、持ち込まれた子犬の10頭に1頭しか譲渡対象として生き残れない。命の椅子取りゲームだとも書いてありました。
目を背けたくなる現実を、現場にいる職員の方ならでわの表現で伝えてくれました。

※電車とか外出先での読書はお勧めできません。