日々を綴る

短歌と写真を楽しむ

一瞬の眦

2012-07-15 14:01:42 | 日記

 

ボールを追え

来たあ~ ほ~ら~  
右だあ~ ほら~左だあ~
太陽に吠える目線で~

ボールがひかるけど~
見えるかなあ~ ほら~蹴るんだあ~

ネットが視えるか~
ボールに魂を打ち込め~~

魂を足先に飛び込ませてえ~~
眦に飛び込む心の視線は大丈夫かあ~

もう一人の自分が助っ人だ。
余裕はもう一人の自分だよ~

確かな目線の眦を信じられるかあ~
暗示をかけるもう一人の自分が掴めるかあ~

試合が孤独だなんてそんなことはない。
自己を確立した時のボールが点を捕るのだ~

目線と心線の距離は0.08秒の速度で操作するんだ。
思い付きではない。
100の視線から抜粋された眦だ。

それも永遠ではない。
瞬間の勝負だ。

一瞬の真実だ。
投資も野球もサッカーもみんな同じだから~

生きる勝負なのだ。人とではない。
時との勝負だ。
選手も観戦の眼も一点を見詰めて~


180度の視野

光る視線の世界は宇宙にも似て~

海原越えて水平線の向こうまで

ほら視えるかあ~

右も左も後ろも前も~
ボールは瞬きの間に光の線を描け

風を裂いて~パッキッーと言う音に飛んで行く
香川の視野は180度だってさ~
監督が絶賛だ。誰よりも視野が広いと

凄いー凄い~隼のような視線―
視線と視線がゴールに繋がって居るんだって~~
ゴールへの視線が走る。

ボールの行方に流れる眼差しが男魂を描く。
観戦の眦にエールを送る女の優しさを描け
選手の眦まで繋ぐのだ~

その視線が世界を包めば愛を紡げるって~

ひとすじながれた視線に世界の絆が生まれるように

オリンピックはもうすぐ~目の前に~

待つって楽しい~~