タンゴの令和化け猫日記

大型スーパーでは味わえないもの

昭和や平成の時代にお世話になったものの一つに「商店街」や「個人商店」があります。

今は大型スーパーが増えた関係もあって、商店街や精肉店・鮮魚店などは姿を消しつつあり、とてもさみしい気持ちになります。

精肉店・鮮魚店などは顔なじみというか、常連になりますと様々な話が出来たり貴重な情報交換の場にもなり(井戸端会議的なものです)、大型スーパーでは味わえないものがありました。
予約も出来ましたし、出来上がり時間もきくことが出来ましたし、何といっても自分たちが使いたい量を購入出来ることが良いところでもありました。

高齢化もあり様々な事情もあり、うちの近くでは精肉店・鮮魚店などがほぼ消えてしまったのがとても悲しいです。
(青果店はあります。)

私のうちの近くには精肉店がないため、駅ひとつ分歩いて行く必要があります。

どうしても大型スーパーでは購入出来ない揚げ物もあるからです。

何ヶ月ぶりだろうか?
23日の昼のおかずに「えびカツ」が食べたくなり、駅ひとつ分歩いて行きました。
えびカツ…迷って止めようと思いましたが、引き返して買いました。
そのときに目に止まったのが「マグロのしっぽ」の揚げ物があり、それも食べたくなり合わせて購入。

一個から買えるところが嬉しくて、ありがたいです。

私はほぼ一見さんなので話すことはありませんが、常連さんになれば会話も弾むんだろうな…って思いました。

亡き母も、近くの精肉店が閉店するまでずっと常連客として通っていて、そこで様々な話をしたようです。
ときにはひとつレシピを受けたこともあったようです。

こういう人間味のあるお店さんが無くなるの、時代の流れとはいえ淋しいものがあります。

仕方がないのかなぁ…。
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