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フラカン47都道府県ツアー「夢のおかわり2016」@広島セカンドクラッチ 2016/3/26 レポみたいな(後篇)

2016-04-01 11:18:09 | 音楽?
フラカン47都道府県ツアー「夢のおかわり2016」@広島セカンドクラッチ 2016/3/26 レポみたいな(前篇)
フラカン47都道府県ツアー「夢のおかわり2016」@広島セカンドクラッチ 2016/3/26 レポみたいな(中篇)




本編オーラスに突入。
My Sweet Soul。
この曲を聴いたときに確信したのが、
けいすけが大人になってるということだった。
いや、とっくになっていたとは思うのだけど、
それを表現するようになったというか。
BABYが彼女だけではなく、次世代を指している。
大人の階段のぼるみたいに、
グレートのルートが4つずつ上がっていくのが好き。
死を扱っているのに、
あっけらかんとSORRY!SORRY!と言い放つのが愉快で、
合わせて腕を挙げた。

そしてチェスト!
なんというか、
セトリが揺れる。
来たー!というより、
おお…ここでこれ来るかって感じ。
よく言えば盛り込んできているし、
悪く言えば散らばってる。
でも、
フラカンの音も心も、お客さんもすごくまとまっているから、
小さいハコなのに凄く大きな気がするのだ。
武道館の空気が、
まだ、小西のバスドラに、グレートと竹安の弦の隙間に、けいすけの肺に残ってる。
この絶好調感なんなんだよ。
けいすけがモニターに足かけて顎を上げて、
御祓いするみたいにチェストを扇動する。
まさにカリスマ。
フロア一斉にチェチェチェーーーースト!
もう、色々チェスト!したいことがあったから!
御祓い御祓い!

竹安がガッと足を開いてNUDE COREきた!!
が、
このイントロがいつものように爆発して聴こえなかったんよね。
拍子抜けしたというか。
悪く取らないでほしいのだけど、
多分、夢の列車のせいなのですよ。
それで竹安が疲れたとかではなくて、
相対性の問題なのですよ。
ライブでツインピークスってことは難しいんやと思う。
受け止めサイドの問題として。
もう、夢の列車でテッペンに行ってしまったので、
どうしてもそこを越えられないというか。
ああでも、
お祭り騒ぎが終わる予感がしながらヒラヒラと手を挙げた。
竹安が今日は何度も堂々とステージ際にギターを見せに来る。
竹安のその積極性というか、やる気みたいなのを全体通してヒシヒシと感じる。
カッコいいぞぉ!竹安ーー!

本編最後は恋をしましょう。
けいすけがビタッとマイクにハープを当てて音を出す。
眼がギラギラしている。
ハコ全体がオカシイくらい蒸しあがって、
全員のアタマに血がのぼっているので狂乱状態。
ナミキジャンクションからこのハコの暑さは演出のひとつなのだろう。
形がそろえばOK!の形がそろって、
カリスマけいすけに合わせて手をフリフリ。
竹安が我も!とまたステージ際に弾きにくる。
…こういう全体を、
なんだろう、グレートがしみじみと、えらく幸せそうに見てたんよね。
ウロウロする人ではあるけど、
小西の前に立って、
全体をジーッとみている。
ちょっと呆けて、どうかすると解離しているのだろうか?という様子で。
いつも、グレートに任せておけば大丈夫って思うのに、
グレートどうした?

本編終了。

あ…暑い。
先に補給した方がよかったなぁ。
広島が意外に寒くて、
整列の時に「ブルッたら最後」と、
M~ちゃんと長Tの下にヒートテック着た方がいいだろうか?と言っていたのだけど、
ヒートテック着てたら最後だったわ。


メンバー再登場。
グレート、水色のツアーT、小西黒いツアーT、竹安ジレ脱ぎ、けいすけそのまま。

G、広島すごい話。この一体感とノリ!
(ああ、それであんなに呆けたみたいにフロア見ていたのか。
光栄であります!
多分セカンドクラッチだからであります。
クアトロだとこうはいかんであります)

次の曲はドラマのテーマ曲。
BSでやってるから見てみて!という話。
あまりドラマに寄せてないというか、いつものように作った。
け「台本を一生懸命読んでね!」

G「BSだから見られない人もいるかもしれないけど」
「鈴木君もみられないものね」
け「DVD送ってもらってるから」
G「そうそう。まだ全部見てないけど」
け「放送が終わってから送ってくるよね」
「あれはギリギリまで頑張って、撮影しているんだろうね」「いつもギリギリだし」
(……それは、ギリギリまで撮影しているから後で送ってきてるのではないんじゃないだろうか…事前に動画が出回ったりしたら大変だし)

G「今はBSだけど、また夏くらいに地上波で放映されるかもしれないから」
そうなったら、また聴いてくれる人が増えるかもしれない。
G「正直…そうね、まだ売れたいね」
け「そうだよ!売れたらバンドの寿命が延びるからね!」「1年延びるからね!!」
(なんか嬉しい。
「まだ売れたい」なんて。
現状維持しようとしているバンドなんて見たくないですわ。
いつも上を見ていてほしい。
落ち目になったらもがいてほしい)

けいすけは、「売れる!」と書いた。
け「まあ、どんな曲も売れると思って書いているけどね」
G「あの、高校のときの『夜空にラリパッパ』も?」
高校の時の小西と組んでいたバンドの話。
当時は小西がリーダーだった。
G「フラカンも小西にやってもらおうか?」
小「(`・ω・´)!」
け「えーー!それは表向きだけ?」
G「それはそうだよ」
け「お金を小西に預けるのが嫌だからね!」
小「(キズツクナ……(;´・ω・))」

G「(当時)名古屋でやっていたイベントで賞とったじゃない『アイドル賞』」
「だから、フラカンで鈴木だけアイドル出身なんだよ」
け「あれは!当日の投票で決まるの」
G「見に行ってて、すごいなー!と」
け「でも、バンドで取ったんだから、ミスターだってアイドル出身じゃない?」
小「え!?そういう認識はなかったけど…」
け「だって、バンドに投票しているんだから。
メンバーバラバラに投票しないでしょ?」
G「そうだね。ギターもベースもカッコよかったし。みんなで取ったんだね」
小「……(´・ω・`)でも、(鈴木さんに)ファンレター渡してくださいって言われて……やっぱり違うよ」
け「そうだよ!本当は僕が取ったんだよ!」
小、後ろに腰が退けて、胸に手をあてて「………なんだか悲しくなっちゃった…はやく『いい曲』やろうよ…(´・ω・`)」


竹安から入って、
青い吐息のように。
ドラマのテーマ曲ということであったが、
フラカンの曲であった。
「踵を冷やす」という表現がいかにもけいすけらしい。
竹安のチョーキング見放題で嬉しい。
最後の畳みかけるセリフに合わせるギターもいい。


G「次はみんなも参加してほしいんだけど」
(お!これはGood Morning This New Worldですな!
音源聴いてすごく好きで、
去年のツアーでかからなくてガッカリしたんだけど、
ツアーグッズにこのフレーズが載っていたから、
きっとかかるのだと思っていた)

G「こう!パーパパパパーーー!」
(……うん、するけど、今タイミングが分からないよ)
G「大丈夫!広島ならできる!みんなならでかい声出せる!」

Gの絶大なる広島への信頼感でGood Morning This New World。
あれだけ夢にこだわったのに、
いきなり花は枯れる、夢は萎むなんだけど。
これがやっぱり前に進んでいる気がする。
若いころは一つの夢を追いかけて、
それだけしか見ないで走って、
夢が萎むと絶望していたのだけど、
この曲は夢が一つ消えても次を見ている気がする。
珍しくマーチのリズムで、
小西に背中を押されてズンズン歩いていく。
どんなに暗い夜が来ても、
必ず朝がくることを知っているから、
毎日毎日、新しい世界と出会って、
終わっていくことが怖くなくなる。
やっぱり死と再生の曲だ。
昨日愛せなかったものが今日愛せたり、
昨日汚くて耐えられなかったものに今日は打ち勝てたりとか、
色々あるんだけど。
規則正しい小西のリズムが、
朝がおんなじ調子でやってきて、
それを淡々と歌いながら進んでいく感覚にさせる。
グレートの指示で「パーーーーパパパパー!」と大合唱。
自然に足踏みしてしまう。
花が咲いたり枯れたりしている草原の地平線が見えて、
地球が丸いことを実感する。
大好き。

Gがすごい汗。
けいすけが、「着替えたのに…」とGのTシャツを触る。
G「暑いね」
「柄があれ(オーバーオール)だって(長Tシャツ)失敗したね」
「もういつものでいいね」
けいすけが、
ジッとGを触った手を見ている。
け「ピリピリする」
手を震わせるけいすけ。
G「!」
け「酸だ!」
G「!!」
け「強酸だ!!」
G「目に入れないでね」


そして終わらないツアー。
ああ、この曲で終わっていく感じ大好き!
けいすけが本当に絶好調で、
手をブンブン振り回しながら、
ちょっと広くなったステージをターン。
目の前のステージ際に来て、
生まれたてのーーー♪で「赤ちゃん抱っこ」ポーズ。
そのあと、自分が赤ちゃんになってジタバタ。
ダン!ダン!ダン!と3発入るところで、
グッ!グッ!グッ!と拳を引き寄せる。
最後にけいすけが背中を丸めて、
アオーーーーーーーン!と絶叫した。
最高に気持ちいいときのけいすけを見て、
私も気持ちいいでございます!


メンバーハケ。
暑い…暑いよぅ。
私も強酸出してるかも(;´∀`)


メンバー再登場で、
深夜高速。
ああ!まだやってなかったな!そういえば。
あっちこっち散らばった夢みたいなセトリだったから、
すっかり忘れていたよ。
暑いハコの温度が急に下がった気がした。

で、
これで最後にもうひとつやりますか!!
ってことなんですが、
ハァァ!?となった。
ジッと深夜高速聞かせといて、
突然ヨサホイさせるんか!
メチャクチャですがな!
どんなテンションでやればいいんだよ!ついていくけど!

ヨサホイ!ヨサホイ!でハープとひとしきりやる。
今日はやたらグレートがハモってくる。
機嫌がいいらしい。
けいすけの煽りタイム、で、
け「ヨサホイ!ヨサホイ!セカンド( ゜Д゜)!!」
…?
「ヨサホイ!ヨサホイ!セカンド!なんだっけ(;゜Д゜)!?」
「ヨサホイ!ヨサホイ!セカンド!(竹安!)なんだっけっ((;゜Д゜)!?」
「ヨサホイ!ヨサホイ!セカンド!(お客さん!)なんだっけーーーー(;゜Д゜)!!」
なんか、初めてライブでけいすけと目があった気がした。
『セカンドなんだったか教えて( ゜Д゜)』という目だったけど。
コッチは一生懸命教えてるのだけど全然伝わらず。
やっと「セカンドクラッチ」を思い出したけいすけ。
「すみません(;´∀`)10回言えば許してもらえる!」と、
「ヨサホイ!ヨサホイ!セカンドクラッチ!」を連呼。

Gにヨサホイ!バトンタッチ。
Gも申し訳ないと思ったか、
セカンドクラッチを連呼するんだけど、
早口になりすぎて、
「セカンドキャー!セカンドキャー!」みたいになる。
それをQ太郎が足ガクガクさせて笑い転げている。
最後はもう膝付きそうくらい笑っていた。

たーのしーなーーー。
盛りだくさんで振り回されて、
最後大笑いして。

けいすけが、
ゴミ箱にティッシュのハコを突っ込んで去って行った。
終わったー。

M~ちゃんとはライブ見てお腹空かせて、
たくさん美味しいものを食べようと約束していた。
すぐにM~ちゃんと合流して、
「なんかすごかったなぁ!お腹空いた」と言ったら、
M~ちゃんは口をとがらせて、
「私はそんなに空かへんわ」と言った。
え!?
M「あんな完璧なの…おもんないわぁ!」
M~ちゃん、最高の褒め言葉であります。
その証拠に、いつもコッソリ通販でグッズ買っているのに、
珍しくイソイソと物販に並んでグレートにお財布を開いておりました。


もともとMCの位置は適当なのですが、
謎のメモが残っていた。

老眼鏡話。
Gと小西は作った。
けいすけと竹安はまだ作ってない話。
けいすけ、竹安サイドにくっついて、
け「ボクたちはまだだから」
G「それは二人がもともと目が悪いからだろう?」
け「いいじゃない。先に大人になれて」
G「鈴木君は子どもなの?」
けいすけ、Gに背を向ける。
G「後ろから見たら子どもだね」

どうでもいい話が多かったな。
イラストは、どうでもいい話のひとつ。
コーヒーの量がちょっと増えたことを一生懸命伝える鈴木氏。
と、グレートのどうでもいい顔。


夢にこだわった ゆめのおかわりツアー。
竹安に「夢の列車をやろうよ!」とメンバーはいわなかった気がするんよね。
それが竹安にとってどんなに大変なことか、
誰よりも分かっているのはメンバーだと思うから。
だから、
竹安がみんなに聴かせたいのだと思う。

通常運転のMCと、
大きな会場の音が小さな会場に閉じ込められる贅沢さ。
長い長いツアーもきっとまた、
朝が来るたびに変わっていくのだろうけど、
楽しみであります。
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