ドラムセットに向かってバスドラムの右側にスタンドに乗せられて設置されている打楽器の名称は「スネア」と言います。
スネアは、ビート全体にアクセントを付ける事が出来る打楽器で、スネアを叩いた箇所でビートにアクセントが付きます。
また、スネアはスティックで叩き、8ビートや4ビートを叩く際には、左手のスティックで叩きます。
スネアのパーツの名称
スネアのパーツの名称は以下になります。
- ヘッド (バターサイド)
- リム・フープ
- ラグ
- テンションボルト
- シェル
- ストレイナー
また、上の画像では見えませんが、スネアのストレイナーには、スナッピーと言う名称の網状の金属が付けられていて、そのスナッピーとスネアの裏側の面をどれくらい接触させるかをストレイナーで調節して音色を作ります。
また、スネアでも、バスドラムと同じように、シェルの口径の大きさや胴の長さによってサウンドが変わるので、スネアを購入する場合にも、口径の大きさと胴の深さを考慮して購入しましょう。
ウッドシェルとメタルシェル
スネアのシェルには、大きく分けてウッドシェルとメタルシェルがあります。
ウッドシェルには、メープル・マホガニー・バーチといった種類があり、それら木材の種類によってもスネアの音色が異なります。
メタルシェルのスネアには、アルミ・スチール・真鍮(ブラス)といった種類があり、それら金属の種類によってもスネアの音色が異なります。
ビートにおけるスネアの叩き方
8ビートや16ビート、4ビートでは、スネアは二拍目と四拍目の表に叩きます。
ただ、16ビートの場合においては、両手のスティックでハイハットと言う名称のシンバルを16分音符で16回叩きながら、二拍目と四拍目にスネアを叩くので、スネアを叩く際には、右手のスティックで叩きます。
また、16ビートでスネアを叩く際には、スネアを叩く箇所でハイハットを抜くようにするのが一般的です。