そのお米の値段が妥当かどうかなんて考えてる人いないと思う。
僕の仕事内容を知ってる、友人などから
「米の価格ってどうなの?」
と聞かれますが、間違えてる場合が多い。
下記の記事なんて、書いてる人の経歴見ると、おもしろおかしく騒いでアクセス数稼ぎたいだけだろと思う。
貴方の経歴で下記の記事を本気で書いてるとは到底思えない。
まずJAグループは米の買取価格を
各県ごと
品種ごと
等級ごと
に出します。
この価格は在庫量と作況、需要と供給を見ながら慎重に決めていきます。
この価格が一つの指標となる訳ですが、ここで重要なポイントは
農家はJAグループに売るかは個々の判断
ということ。
決してJA組合員だからJAに出荷しなければならないということは全くありません。
そしてJAグループが決めた値段が一つの「相場」として動くわけですが、地域毎の米屋さんは農家から購入する金額をJA単価をベースに決めていきます。
じゃあやっぱりJAが値段を上げれば、高くなるんじゃん。
という考えにはなりません。
米は基本、年に1回しか収穫できません。
その1回の収穫物を1年間売っていきます。
その間、JAや米屋さんは在庫となります。
そう、1年で売り切らなければ赤字になっていきます。
1年経過し、新米が出回ると、在庫は古米となり値段はガクっと下がるんです。
記事に戻りますが
「JAが高値で買い取れば消費者が購入する価格に直結する。JAは儲かる。」
なんてことにはならないわけです。
さて、次回は
米農家は米価格が上がり儲かっているのか?
を書いてみます。
知らない方が読んだら衝撃的な真実となると思います。