金さんの筑波の走りを見て、明らかにバイクが遅い。
あれだけ遅いのはライダーの問題だけではない。
一度エンジンメンテナンスをした方が良いと伝えて、部品を買っておいてもらいました。
そして午前で走行を切り上げたアキラさんが付きっ切りで金さんにエンジンメンテナンスを教えてくれました。
エンジンをバラして見ると。。。
ピストンの頭は凹んでるし
ピストンピンは焼き付き起こしてて抜けないし
Cクリップは落ちる寸前だし
リードバルブは目で見て開いてるし
もーボロボロ。
そしてクラッチもそれなりに減っていました。
腰上周り
クラッチ周り
を交換。
「最近エンジンのかかりがイマイチなんですよー。」
と言っていた金さんのエンジンは見違えるように良くなり、かるーく吹け上がるようになりました！
そして日曜日の走行では自己ベスト更新！
見違えるようにバイクが前に進むようになり、気持ち良く走れたそうです。
NSR50はとても強いバイクですが、やはりサーキットで高回転を使い続ける走行を繰り返すとピストンの頭が凹み始めて、最後には穴があき焼き付きます。
走行回数にもよりますが、週に一回の走行なら三ヶ月に一度。
最低でも半年に一度は腰上もクラッチ周りの消耗品交換はやりましょう。
焼き付いてシリンダー終わってしまったらシリンダーだけでも2万以上。。。
初心者の方でやり方がわからない人は相談してくれれば対応させて頂きます。
