桶川が認めてくれている「重量優遇措置」について。
具体的なレギュレーションは
2st車両はざっくり
レース後重量が140キロを超える場合に限り
・キャブ口径20φまでの変更が可
・NSR50の旧型高圧縮ヘッドの使用が可
・旧型ヘッドの使用にあたりヘッドガスケットとベースガスケットの変更が可
4st車両はざっくり
レース後重量が143キロを超える場合に限り
・タンクの変更が可
・ステムやアクスルシャフトの変更が可
になります。
この2st140キロ、4st143キロを超えるって相当重くないとなりません。
僕は身長182㎝、レース時体重63キロでレース後(桶川Rd-6)144キロオーバーでした。
杉山さんは身長180㎝、レース時体重70キロでレース後重量150キロオーバーでした。
タンクetcと取ると、僕が146キロオーバー、杉山さん153キロオーバーとなります。
これって優位ですかね!?
僕だってダイエット等行っています。
僕の身長の標準体重は72キロです。
約10キロ(12.5%)絞っています。
じゃあ身長別標準体重から12.5%絞った体重を考えてみましょう。
170㎝=63キロですから55キロ。
160㎝=56キロですから49キロ。
となるわけです。
マシン重量を同じと仮定するために、75キロと仮定します。
(装備重量は5キロと仮定)
すると
180㎝のライダーは75+63+5=143キロ
170㎝のライダーは75+55+5=135キロ
160㎝のライダーは75+49+5=129キロ
となる訳です。
2stを考えると、上記重量から3キロ引きます。
180㎝=140キロ
170㎝=132キロ
160㎝=126キロ。
話を元に戻します。
2st140キロ・4st143キロ以上のライダーに重量優遇措置を行う事が本当に優位になりますか?
それでも日本人の平均身長167.3㎝ですから130~135が平均となります。
平均よりも~10キロ重い状態までしか落とせない。
これって有利ですか!?
ライダーの平均年齢も上がっています。
みんなダイエットが厳しくなっています。
無理なダイエットをしなくても、重さという戦闘力を均一化するための、重量優遇措置は必要な考えだと思っています。
ある意味、戦闘力を均一化を考えていかないとミニバイクレースもジリ貧になってしまうと思います。
次は2stの体重優遇措置の方法について書きます。
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